ひだまりと自愛に包まれて

今、ここに生きる。

 

 

 

自分を許し、癒し

ラクに生きるお手伝いをします。

 

 

 

今日もこのブログにお越しくださり

ありがとうございます。

 

 

 

心理カウンセラー

ゆみっち、こと林由美です。

 

 

 


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心理カウンセラー
心屋入門認定講師

「エデンの森」認定講師

不安症とともに生きるボランティア団体「不安なハリネズミたち」代表
 

   


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近くの神社に行ってきました。

 

 

 

近くの、と言っても

車で20分ほどのところ。

 

 

 

車で行くと

近いように感じますが

 

 

 

歩いていくには

ちょっと遠いところです。

 

 

 

いつもなら

どこかへ行くと、必ず、スマホで写メを撮ったり

(ブログのネタにするため)

 

 

 

なぜ、その神社に行くのか、などの

目的や意味を、自分なりに考えたりするのだけど

 

 

 

今日は

もう、何も考えたくなくて

 

 

 

(深刻な状況じゃないですよ)

 

 

 

頭を空っぽにして

ふらりと、ブラリと、ぼんやりしたくて

 

 

 

そんな気持ちで、神社に行ってきました。

 

 

 

なので

今日は、全く、写真なしのブログです。

 

 

 

* * *

 

 

 

その神社には、

とっても大きなクスノキがありました。

 

 

 

幹囲は、(直径じゃないですよ、幹の周囲です)ほぼ10メートルのクスノキ。

 

 

 

その下を歩くと

クスノキの落ち葉がいっぱいで

 

 

 

歩くたびに、落ち葉を踏むカサカサという音と、

靴の底では、パリパリッと踏み潰す、感触を感じます。

 

 

 

あ〜

子どもの頃、こんな音と、こんな感触を、しょっちゅう感じてたな〜

 

 

 

懐かしい感覚に包まれました。

 

 

 

上を見上げると

大きな枝、太い枝、長い枝、細い枝、短い枝、

 

 

 

それと、空を覆い隠すような

枝いっぱいの新緑の葉が、頭上いっぱいに広がっていて

 

 

 

風が吹くたびに

サワサワサワサワと、これまた心地いい音が、耳に届きます。

 

 

 

樹齢で言うと、300年〜400年ぐらい、だそう。

 

 

 

この地で芽を出して、

そのまま、枝葉を伸ばして、それから数百年。

 

 

 

ずっと、ここでいる。

 

 

 

気が遠くなるような

長い長い時間を、想像してみました。

 

 

 

 

じっと、動かずに(当たり前だけど)

ここにいる。

 

 

 

春が来て

夏が来て

台風が来て

戦争が来て

 

 

 

いろんな時代を経て

 

 

 

それでも、このまま、ここにいる。

 

 

 

周りの状況が目まぐるしく変わっても

いつも変わらず、ここにいる。

 

 

 

そんな、途方もないことを考えていると

 

 

 

突然に

爆音が聞こえてきました。

 

 

 

そのクスノキの上を、飛行機が飛んでいったのです。

 

 

 

近くに空港があるので

ここらは、飛行機の音も大きく聞こえるし

 

 

 

飛行機の発着時には

頭上に、飛行機の機体が、すごく間近に見えるのです。

 

 

 

空を見上げると

 

 

 

クスノキの真上を

飛行機が、飛んで行きました。

 

 

 

実際には、クスノキの、はるか上を

飛行機が飛んでいったのだと思うのだけど

 

 

 

私からは

クスノキの、すぐ上を飛んで行ったように見えました。

 

 

 

お〜

クスノキは、この飛行機をどう思ってるんだろう?

 

 

 

時代とともに、急激に変化するこの景色を

どんな気持ちで、眺めてるんだろう?

 

 

 

そんなことも、ふと考えたり。

 

 

 

自分がここに住み始めたときは(クスノキの目線ね)

人力車もなかっただろうに

 

 

 

移動手段は、馬なのかな?

それと籠ぐらい?

 

 

 

一般の平民は

そんなのも無縁だろうから

 

 

 

ここらへんも

そんな馬も、籠も、走ってなかっただろうに。

 

 

 

それが、

いきなり

 

 

 

自転車が走り、バイクが走り、車が走り

 

 

 

ついには、大きな物体が、空を飛ぶようになり。

 

 

 

クスノキは、それでも変わりなく、

ここで、こうやって、ずっと立ち続けてきたんだねぇ。

 

 

 

サワサワサワサワ

 

 

 

カサカサカサカサ

 

 

 

変わらずにここでいる。

 

 

 

いろんなことを思っただろうに

いろんな気持ちになっただろうに

 

 

 

じっと動かずに

ずっと同じところで

 

 

 

何もせずに、ここにいる。

 

 

 

それだけでいいんだよねぇ。

 

 

 

もしかすると

 

 

 

それだけで素晴らしいこと、なんだよねぇ。

 

 

 

*  * *

 

 

 

 

この神社で、おみくじを引きました。

 

 

 

結果は「大吉」

 

 

 

「大吉」という文字を見た瞬間

 

 

 

本当に、その一瞬、その瞬間

 

 

 

私は、ザワザワとしました。

 

 

 

いつもそう。

 

 

 

大吉、とか

当たり、とか

賞、とか

一番、とか

 

 

 

そんなものに、出くわしてしまうと

 

 

 

ザワザワとして

ヒヤッとして

 

 

 

怖くなる。

 

 

 

だから、この瞬間も

 

 

 

(「吉」ぐらいでよかったのに。)

 

 

 

そう思いました。

 

 

 

5月27日のブログで

 

 

 

名前は忘れましたが

神社です。(見たらわかるわ!)

 

 

みんな、ここで

おみくじを引いていました。

 

 

 

 

 

 

私も引きました。

 

 

「吉」だそうです。

 

 

まあ、いい感じ、です。

 

 

(本音は、ちょっと、つまらない?)

 

 

 

 

前のブログでは

そんなことを書いたのに。

 

 

 

そのときのブログ

 

 

 

 

 

 

まあ、

その日その日の気まぐれ、と言えば、そうなのですが。

 

 

 

 

だけど

 

 

 

大吉、とか

当たり、とか

賞、とか

一番、とか

 

そんなものに、出くわしてしまうと

 

ザワザワとして

ヒヤッとして

 

怖くなる。

 

 

 

 

この感覚は

幼い頃から、ずっと変わらずあるのも本当で。

 

 

 

喜べないんですね。

 

 

 

嬉しさよりも、怖さが勝っちゃう。

 

 

 

もしかしたら

「大吉」よりも「凶」の方がマシに思ったりもする。

 

 

 

大げさに言うと

 

 

 

幸せ、よりも、不幸の方が、安心したりする。

 

 

 

居心地が良かったり、するのです。

 

 

 

 

* * *

 

 

 

 

その「大吉」を

神社内の木に、丁寧にくくりつけました。

 

 

 

大吉を、ありがとうございます。

 

 

 

その思いは、本当です。

 

 

 

大吉が怖いのも、本当なのだけどね。

 

 

 

そして、その怖さこそが、私なのだから。

 

 

 

それでいい。

 

 

 

* * * 

 

 

 

 

神社とクスノキで

私の中のものをデトックスできたのか

 

 

 

はたまた

 

 

 

自分の中の

・虚しさ

・疲れ

・無力感

 

 

 

などに、気づいてしまったのか、わからないけど

 

 

 

その夜から、翌日、そして翌々日と

 

 

 

かなりの脱力感と、倦怠感が、私を襲いました。

 

 

 

今も、その脱力感と倦怠感と、ともにいます。

 

 

 

だけど

それを、どうにかしようとは思わない。

 

 

 

ちょっとでも

あのクスノキのようになりたいから。

 

 

 

そのままで、何もせずに、その場で、じっといる。

 

 

 

そのことが

いかに大変か、いかに困難か、いかに修行か

 

 

 

そして、いかに素晴らしいか

 

 

 

そんなことにも、気づいてしまったから。

 

 

 

* * *

 

 

 

 

何にもしない。

 

 

 

何にもできない。

 

 

 

何にも役に立たない。

 

 

 

周囲からすると

何も変化もなく、

何にも価値がない。

 

 

 

どこまで、そこに近づけるか。

 

 

 

そこを目指したい。

 

 

 

そんなことを思う

今日この頃です。

 

 

 

ゆみっち、こと林由美でした。

 

 

 

 

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