あれから一年。
ちょうど一年前、芦北町の変わり果てた信じがたい光景をまざまざと
思い出します。
あのまま閉店したお店、解体されて再建の見込みもわからないお店
同じく解体され立て直し中の民家、リフォーム中の民家。
家を失い仮設住宅で暮らす人。
河川や農道、農地、山林を含むと傷跡は深く、まだまだ復興は長く険しい道のりです。
そんなことを考えると、自分たちがこうやって一年前と同じように
ここにいられることが奇跡で、なんてありがたいことなのだろうと
しみじみ思います。
きょうは「あれから一年、あしきたDE復興マルシェ」が
開催されそれに出店し、みんなと一年前の出来事を
思い出し亡くなられた方に対し黙祷。
主催者は自宅も被災し、精神的にも不安定ななかにいち早く、炊きだしチームを発足した
あしきたのカリスマ主婦佐藤さん。
自宅の庭をマルシェ会場に!
早く立ち直った人が力をつけて、まだ追いついていない人を精神的に引っ張り上げることは理想的で、でも誰にでもできることではないと
その行動力にはいつも感服しています。
沈みがちな町を活気づけた功労者かもしれません。
私事だが
きょうは水害後、新しくなった納骨堂に実家の祖先の骨壺も納骨することができ一安心。
一年前、泥で汚れた骨壺を各自持ち帰り、遺骨や壺をきれいに洗い干し上げてまた壺に戻し一年近く家に保管していた母も、
あ~やれやれと区切りがついたようだ。
ベランダに骨が干してあった光景、なんともいえない気持ちだった。
笑
歳を取ると恐いものがなくなるのだろうか……。
さあ、そういうことで生かされていることに感謝して
これからも明るく楽しく時々愚痴で、がんばっていきましょう。
一年前、いろんな形で支え応援してくださった皆様に
あらためて心から深く深く感謝いたします!!
あのときはほんとに、ありがとうございました。!!
そして伊豆で起こった痛ましい豪雨災害。
行方不明の方々の安否が早くわかりますように。
無事でありますように。
お祈りしています!!