次は、いわゆる先頭の「旗ダン」が写っている画像です。
ブログの9月14日の記事に
『オリエンタルランドに関する衝撃のニュース』というのを
書きました。(記事にリンク)
日経新聞の記事を引用し、オリエンタルランドにとおいて
・約4,000人いる正社員と嘱託社員の冬の賞与を7割削減。
・ダンサーなど業務のない契約社員には配置転換を要請し合意できなければ契約解除(退職)。
・業務のないアルバイトに対して平均賃金の8割程度を支給してきた休業補償を法定の6割程度に引き下げ。
という内容でした。
そして、2点目のダンサーの契約解除期限が9月末でいよいよ到来したのです。
ダンサーあってのTDRでのショー、パレードと思っているので
残念というか悲しいというか、感情面では辛い話題だと思っています。
一方で世間においては異なる見方もありました。
エンターテインメント業界では、2月以来ずっと演劇やコンサートの公演がなくなり、
困難に窮している状態のエンターテインメント関係者が多い中で
OLCから半年間の休業補償があっただけ恵まれている、との見方や、
そもそもが雇用という点では不安定な立場を分かって
エンターテインメントの世界での道に進んだはずで、
特定企業との雇用関係が断たれることは常に織り込み済みのはず、
という見方も、厳しいようにも思いますが存在しています。
また、毎年3月には「退ダン」
(TDRのダンサーが契約を更新せず離任されることをこう称されています)
が当たり前のようにあるので、それが変則的に今に集中したと
割り切るべきとの見方もあります。
私はこれに近い考えで気持ちを整理しています。
ただ、一点だけどうしても腑に落ちないことがあります。
TDRで活躍されるアーティスト、パフォーマー、エンターテイナー
(つまりはショーやパレード、アトモスの出演者さん)は
その経歴を公に表明してはいけないのです。
出演中はもちろん、出演終了後も「守秘事項」なのです。
これは、東京ディズニーランド開園以来の原則=「掟」として存在する(らしい)
「夢と魔法の王国の裏側は外部に絶対に見せてはならない」
「 〃 伝えてはならない」に因るものと考えます。
こと、エンターテイナー(演者)の方々は、どういうステージで演じて活躍したかは
その人の後々の評価につながり、その人のエンターテイナーとしてのヒストリーそのもののはず。
タカラヅカや劇団四季だと、その人のプロフィールに書かれることが多くありますが、
TDRについては「某テーマパークで活躍」としか書けないのです。
これはUSJでも同じです。
(エンタメ業界でTDRをタカラヅカや劇団四季と同列にするなという
ご意見をいただきそうですが、観る側からすれば同じです。)
「夢と魔法の王国の裏側は外部に見せない」という
TDRの原則って、
オリエンタルランドという企業自体が既にぶち壊していますよね。
例えば、キャスト募集の広告に出している裏側。
イシューさんがダンサーの衣装を修理している場面や
カリナリーさんの調理盛り付けの場面など。
(ご覧になりたい方はこちらから ↓)
https://www.castingline.net/disney_jobs/
こんなの、上西社長になる前はあり得なかったし、絶対にタブーだったはず。
なので、ショーやパレード、アトモスの出演者さん達が
TDRで活躍したことを経歴に公表してはいけないルールは
今般の大量解雇とともに廃止して「公表可」と認めるべきだと思うのです。
もちろん、あくまで経歴としてであり裏側事情がNGなのは当然で、
公表するかどうかは各人のスタンスによる自由とする前提です。
これって、素人考えの暴論でしょうか?
この、パレードスタートのワクワク感はいつ楽しめるやら···
以下は私見100%の推察に過ぎませんが、今般の件から思うことです。
ショーやパレードの従前レベルでの再開は、早くて2022年かと。
もし仮に、半年後の2021年4月の再開が可能性としてあるなら
現時点での大量解雇は結びつかないですね。
また、38期(2021年4月デビュー)のオーディションは
既に「実施なし」が決定しています。
(オーディションはシークレットではない公開情報です、念のため。)
つまり、2021年中にショーやパレードに出演するダンサーの数が
従前レベルに戻る事をオリエンタルランドは全く予定していないというのが、
期待という感情を排して冷静に考えての推察です。
最後に、今般を機にTDRダンサーから転身される方々に
これまでたくさん楽しませていただいた積み重ねに
深く感謝を申し上げたいとともに、
新たなステージでのご活躍をお祈りいたします。
ありがとうございました。
☆☆☆☆☆
よろしければクリックを
<ブログ村ランキング>
☆☆☆☆☆