「シンクロニシティ」って知ってますか?
「シンクロニシティ」とは簡単にいうと、「意味のある偶然の一致」という意味である。
この用語を提唱したのは、フロイトと並んで精神分析界を二分するカール・グスタフ・ユングだ。
ユングはこのシンクロニシティを「体験者あるいは目撃者にとって重要な意味を持つ偶然の出来事で、それによって一種の覚醒あるいは悟りに近い感覚が得られるもの」と定義している。
詳しくは、このサイトを参考にされたい。
http://www.kjsei.net/synchronicity/01.html
「シンクロニシティ」とは簡単にいうと、
「意味のある偶然の一致」という意味である。
「噂をすれば影が差す」と言う言葉もある。
意味は、
その場にいない人の噂をしていると、なんの偶然か噂の本人がひょっこり現れることがある。
人の噂や悪口はほどほどにするべきだという戒めの意も含む。
「噂をすれば影」「言えば影がさす」ともいう。
格言だが、そういう事実は多い。
不思議なことだが、学問としても確立しており、
ユングなど心理学の巨頭も説を唱えている。
なぜこんなことを言うのかと言うと、
フェイスブックなどでもお知らせしたとおり、
昨日まで2日間、
志摩市賢島の「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」に滞在、
G7で各国首脳を唸らせた、樋口総料理長のフレンチを戴いてきた。
まあ、それはそれは、絶品で感動しました。
その感動もさめやらぬ、今朝。
なにげなく、毎週土曜日に見ている
テレビ朝日の「旅サラダ」を見ていると、
なんと、剛力彩芽が、「志摩観光ホテル ザ ベイスイート」を訪れ、
樋口シェフを取材して、同じ料理を食べているシーンに遭遇。
まあ、取材が旬な内容だけに、確率は高いだろうけど、
昨日の今日、
そして、別に調べたわけでもない、
ただ、いつもの土曜日のようにテレビで眺めていただけなんですよね。
「シンクロニシティ」と言うことを知っていただけに、
返って驚き、急遽、記事にしたと言うわけです。
こう言うことって、僕は結構おきるんですが、
あなたはいかがですか?
人間の精神というか心、命って言うのは、
決して、独立して勝手に生きてるんじゃないと言うことだと思うんです。
「偶然という考え方では割り切れない、因果関係のない意味ある一致」です。
つまり、確率で言うとほとんど起こり得ない程度のことが身の回りで観察されるということ。
シンクロニシティ、偶然の一致に気付く人は、
ひとことで言うと「今を生きている」人だそうです。
そして、気付かない、気付きにくい人とは、
「過去にとらわれている」
「未来の心配をしている」など、日常を「心ここにあらず」
で過ごしている人といわれますね。
だから、驚くべき「偶然の一致」と言うのは、
何か意味があると思うんです。
人間の脳は、何かを指示すると、
全力でサーチし始めるんですよね。
たとえば、気に行った車が見つかれば、
街中でその車種がたくさん走っていることに気づいたり・・
そんなことって多いですよね。
そんな、偶然が幸福に結びつくことを、
「セレンディピティ」
と言います。
セレンディピティ(serendipity)とは、
素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。
また、何かを探しているときに、
探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。
平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、
幸運をつかみ取ることである。
(ウィキペディア)
出会いや出来事に意味の無いものは無いと思うんです良いね。
すべては、どこかで、因果関係で結びついていると思うんです。
意味があると思うんです。
自分自身が明確な意志を持って進んでいるのであれば、
必ずその出会い、その出来事には意味があると思うんです。
自分の心が前向きに出会ったのか、
後ろ向きに出会ったのかで結果も違うと思います。
この世界は、不思議な世界で満ち満ちています。
「棚からぼたもち」ではなく一生懸命に努力した結果、
得られる素敵な偶然がもたらす幸運がセレンディピティ。
「こうあるべきだ」
「こうじゃないとおかしい」
など、固定観念が激しいとダメみたいです。
しなやかな心で、
自分の目指す道を進んでいくと、
思いも掛けぬところからチャンスが来るのかもしれません。
人生って不思議ですよ。
もっともっと、ワクワクする人生がきっと待っています。
強い心、知性、勇気があれば運命の力を阻み、
しばしばそれを逆転することが可能である。
(アルベール・カミュ)
それには、素直にチャレンジしてみる心が大事じゃないかなぁ。
正直に自分の無知を認めることが大切だ。
そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れる。
(ウォルト・ディズニー)
この世界は、不思議で一杯だ。