エイリアン大家とエイリアン銀行が生態系を破壊 | 【ゆめたか大家】ゆめたか大家の本文ブログ

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住宅ローンで10連敗した我が家ですが、融資を受けて築古木造物件買い進めて、10年で富裕層と呼ばれるまでになりました。私の「今までの道のり」と「10周年記念出版」は以下です。(訪問者プレゼントもあります)http://bit.ly/yumetaka-history

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■エイリアン大家とエイリアン銀行が生態系を破壊

☆2020年5月28発行
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こんにちは!「ゆめたか大家」と申します。


「スクラップ&ビルド 国家財閥連合軍の陰謀」

を大幅に増補して、内容を充実させました!


【パソコン閲覧用】

http://scene-ex.jp/L2485/b0/1t1181


ゆめたか大家の「今までの道のり」はこちらです。

http://scene-ex.jp/L2485/b0/2t1181


過去の記事はこちらよりご覧いただけます。

http://scene-ex.jp/L2485/b0/3t1181

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■本文
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その昔、不動産賃貸業は

地元の金融機関が融資をして

地元の不動産業者がアパートを建てて

地元の地主さんが行うものでした。


これによって

「スクラップ&ビルド」

のループに引きずり込まれてしまうので

30年経ったらアパートは解体されてしまうのですが

逆に言えば、不動産賃貸業に無知な地主でも

20年は不動産業者による経営サポートがあるので

長期のローンが組めるのでした。


そして不動産業者は

税理士や金融機関と連携して

大家の財布の中身を知ることができて

大家にお金がある時は多額の修繕費を請求しますが

大家にお金がない時はそれを控えるなど

「わきまえ」があるのでした。


これはある意味で「古き良き時代」であり

地主Aさん、地主Bさん、地主Cさんが

循環的に共存できたのですが

この生態系を破壊したのが

「エイリアン大家」と「エイリアン銀行」

という話を聞きましたので

今回はそれについて書こうと思います。


「エイリアン大家」の代表は

東京のサラリーマン(高額所得者)

「エイリアン銀行」の代表は

静岡のスルガ銀行だそうです。


要するに

その地域に住んでいない「エイリアン大家」が

全国対応の「エイリアン銀行」から融資を受けて

その地域の「生態系」を破壊したというのです。


【ケース1】

築30年の木造アパートで

空室を増やして、多額の修繕費を要求して

それでも大家にまだ現金がある事を確認し

「スクラップ&ビルド」に持ち込めそうな案件があった。


しかしなんと、その大家は

地元の不動産管理会社に相談せず

アパートを売却してしまった。


アパートを買ったのは東京の「エイリアン大家」

アパートに融資したのは静岡の「エイリアン銀行」


エイリアン大家は

地元大家と違って人当たりが良く

また知識があって、テキパキとしていて

安い部材を使ってリフォームの指示を出し

広告費と謝礼を増やして入居者募集を行い

築30年のアパートを満室にした。


こうなると

この地域の人口に突発的増加がない限り

新築のアパートは建てられない。


このため

地主Aさん、地主Bさん、地主Cさんが

循環的に共存していた

この地域の不動産賃貸業の生態系が破壊された。


【ケース2】

その後、スルガ銀行は

ロット(融資金額)の小さい中古アパートは撤退して

ロット(融資金額)の大きい中古RCにシフトした。


そして

「エイリアン大家」と「エイリアン銀行」のタッグで

日本の広い地域において

その地域の不動産賃貸業の生態系を破壊した。


【ケース3】

スルガ銀行は

木造アパートではあっても新築には融資し

特に地価の高い東京には融資した。


結果として、東京都の足立区には

100棟以上のシェアハウスが建ったが

これはこの地域の生態系を破壊しただけでなく

不動産業者も破産した。


以上が

「エイリアン大家」と「エイリアン銀行」による

不動産賃貸業の生態系の破壊というお話です。


こういった話には「脚色」が加わりますが

これは、かなり真実に近いと思います。


ところで、お名前は出しませんが

「地方中古木造アパート+スルガ」

「地方中古RCマンション+スルガ」

で成功した大家さんは

結構、いらっしゃいます。


中には

「東京のビジネスマンが

 地方の無知な大家に負けるはずはない。」

のような事を書いている方もいます。


これは

「資本主義経済の制度を活用した

 弱肉強食・資産増殖システムの発動」

という解釈もできると思いますが

「エイリアン大家」と「エイリアン銀行」による

「不動産賃貸業の生態系の破壊」

という解釈もできると思います。


とはいえ、あまり表沙汰にはなりませんが

「地主大家」さんに負けて撤退した

「エイリアン大家」さんもいます。


だから

「エイリアン大家」が必ず勝つ訳ではないのですが

地元の不動産業者からすれば

「エイリアン大家」が「エイリアン銀行」と組んで

「俺たちの「縄張り」を荒らしに来ている!」

という認識を持っている事は

知っておかれた方が良いと思います。


今回は

「エイリアン大家とエイリアン銀行が生態系を破壊」

という話を書かせていただきました。


今回の内容が参考になりましたら

以下を応援いただければ幸いです。

http://scene-ex.jp/L2485/b0/4t1181