雲の峰 | 三四郎の鞄

三四郎の鞄

金沢在住。
身のまわりにあったことをつうじて、金沢の今を紹介していきます。


  

梅雨が明けて、まさしく夏の本番。
 
金沢駅の鼓門を通して積乱雲が。
雲の峰です。
 

急激に、むくむくとふくらんでいく白い雲は気持ちのいいものです。

とてつもなく大きい雲なのでしょう。

 

 ひびかせて鹹き指笛雲の峯  友郷岡子郷

 

 雲の峰幾つ崩れて月の山  芭蕉

 

 雲の峯まぶしきところから崩る  加藤かな文

 

 風神も雷神もゐる雲の峰  迷亭

 

雲の峰とは、せりあがるさまを山に譬えたものです。