ひろゆキッズで冷笑系で高2病なイキリオタクの何者かになりたい病は、現在では『ネトウヨ』と
呼ばれる連中の言動と精神構造にその特徴がよく現れていますが、所詮は揃いも揃って誰かに
認められるだけの真っ当な積み重ねも無く、実際そういう泥臭いことからは逃げてきたような
連中ですから、結局は「誰かのハナシに乗っかる」しか能が無いわけです。
そして昔から「寄らば大樹の陰(かげ)」と言われるように、乗っかる相手に選ぶのは大きいものと
相場が決まっています。ツイッターあたりをチョイと覗いてみれば、捨てアカで自民党の
ケツ穴を舐めて喜ぶ権威主義的な様子が観察出来ると思います。
ただし長時間の閲覧は神経を侵されますので注意して下さい。
明文化されていない流動的な倫理や道徳・正義いわゆる「きれいごと」をコケにする一方で、
「誰かエラいヤツの言うこと」には卑屈なまでに従順で、カルト信者みたいに盲信的です。
カッコつけてこき下ろすその「きれいごと」こそが自分らの足元を支えてるのに
まるで気付きもしないあたりが非常に滑稽ですが、とにかくそうした自分のアタマを使っての
善悪の判断を放棄したクサレ脳ミソどもが、おそらく人間にとってこの世で最も強くて偉大な
“自然の摂理”を言語化したもの…『弱肉強食』とか『適者生存』とか、ダーウィニズムとか
その他諸々を振りかざすのは、ある意味必然なのかもしれません。
↓まさに「パンを求めてパン屋を破壊する」が如し
しかし彼(あるいは彼女)らは全員が全員、同じ間違いを犯しています。
“強者”と“弱者”は当事者自身ではなくその周囲の環境によって決定されるものだとか、
適応できなかった種が云々とかいうのはダーウィン自身の言葉ではないだとか、
生物の『適応』や『進化(変化)』は能動的な意思や目的も無い「偶然の産物」だとか
それ以前にヤツらは全員『種の起源』を読んだことがありません。
今までもこれからも現れることは無いでしょう。断言します。
読んだことが無いから“自然の摂理”なんかを振りかざしてマウントとってくる
ハナシの中の悪党(アホ)どもの言い分に共感し、魅力を感じたりするのでしょう。
自分の持ってる岩波文庫の方で確認した限りでも、こんな細かい字でギッシリ書かれたものが
上下巻合わせて約900ページ、訳者によるあとがきや注釈等を除いた本編部分だけでも
ざっと700ページ近くあります。読んでるわけがありません。
↓まずはちゃんと読め
↓読み始めのとっかかりに
そしてもうひとつ…というかここが一番肝心なところですが、
“自然の摂理”すなわち、自然界の現象や生物の生態を自らの主張や行動の拠り所とすること
“それ自体”に致命的な誤りが潜んでいることに、揃いも揃って気付いていません。
マウントとるのに必死なんでしょうね(笑)
というわけでここから先は、具体例を挙げて説明することにします。
↑細かいセリフは画像をクリック&チェックしてみよう
今から約20年近く前、コロコロコミックと勢力を二分していた児童向け漫画雑誌(一応)
コミックボンボンの“衰退期”に連載されていた『メダロット4』最終話からの引用です。
男女の描き分けも満足に出来ないついでに迫力も無い「人を選ぶ自分は選ばれた」
とか言われてるのが精一杯の爬虫類顔を見事なヘタウマに昇華したキャラクターデザインと、
(分量的に)アテに出来ない漫画原作をすっ飛ばして振り切った独自のストーリー展開と演出が
とても素晴らしかったアニメ版が最初だったので、原作漫画はまるでゴミのようでしたが
それはさておくとしましょう。ここでは関係の無い話です。
画像4枚目の敵役の頭でっかちはナニが目的だったのか?(読んだ)当時も今も分かりませんが、
そんなものはこの際どうでもいいです。
重要なのはこの頭でっかちが“自然の摂理”…すなわち「自然界の現象や生物の生態を
拠り所として自らの行動と主張を正当化している」ということです。
え?動物チャンネル見て『本質』とか言ってンの?
だっっっさwwwwww
児童向け漫画雑誌の体裁で、モノを知らない子供相手にドヤってる卑劣な勘違いアホ野郎の
“思想のウイルス”をブチのめしてやるにはこれだけで十分ですが、それが目的ではないので
次回にてもうちょっとだけ突っ込んで説明します。次で終わりです。
〈続く〉
↓“アニメは”最高でしたヨ、マジで