設定解説・『マソサラス』 | せいぜいひまつぶしの小話

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5年目から創作系ブログとして新装開店しました。
色々と思うところ書いてます。講談社への抗議不買は一生続けます。
2022年12月からは小学館もリストに加わりました。
「人を選ぶ」とはつまり「自分は選ばれた」ということです。

マソサラスとは、SFブログ小説『銀河漂流劇場ビリーとエド』に登場する、
架空の生物の名称。


▶あらすじ編集

時は未来、ところは宇宙。あてなく彷徨(さまよ)う宇宙船・シルバーアロー号の仲間たちは、
ゴキブリの天ぷらを(平然と)喰らうほどの食糧不足に悩まされていた。

そんな中、アミューズメント惑星の情報をキャッチした彼らは、当座をしのぐべく進路を取る。
だが向かった先には無人の廃墟が広がるのみで、遊ぶことはもちろん食料調達など期待出来る
状況ではないが、しかしどのみち彼らに選択の余地は無く、二手に分かれて探索を開始した。

片や廃墟の奥で豊かな実りに遭遇。しかしそれは明らかに自然のものではなかった。

片や何の収穫も得られず時間切れを迎えたため、仲間の下へ合流しようとした。
しかし反応があった仲間の位置情報は、直下400メートルの地下からであった。


▶概要編集

第4話『ようこそ!怪物プラネット』に登場。その名称は『恐怖の洞窟(1968年、米)』に
登場する怪物『マサソラス』のアナグラムで、外見的特徴に関する作中での描写は以下の通り。

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金属光沢の装甲に覆われた体高約2メートル超の巨体は全身が武器のように尖った
刺々しい異様を誇り、4本の脚が支える体は胴体部分からほぼ直立し、ひときわ大きく
幅広い手甲のような2本の前脚の間から覗いた先で、顔の前方から側面にかけて2×2の
配置で4対ある複眼のうち下半分が、薄明かりを反射板のように跳ね返して赤く光り、
ビリーたち4人(?)を見下ろしていた。

 ―――――――――――――――――――――――――――――――
第4話・⑤より

描写の通り、見た目は完全に昆虫型の巨大生物で、一方、名前の由来となった
マサソラスは水棲生物であり、両者の間に共通点は一つも見当たらない。
『ビリーとエド』作者によるマサソラス(手描きの模写)
そもそもマサソラスの名前自体、作者が作中の登場人物がウケ狙いのつもりで適当に
その場の思い付きだけで
実際は見たことも無い、検索をかけても数件しかヒットしない
マイナー作品からのうろ覚えで適当に口走ったものを、さらに他の登場人物がその場の
思い付きで適当にもじっただけのものがそのままなし崩し的に定着しただけのことであり、
それ自体に深い意味は全く無い。


▶生態編集

生息地である惑星の地表は、植生の乏しい乾いた荒野であるためか、地下生活を主とする。

作中では、大きさの異なる個体と、巨大な顔面だけが表に出た状態の女王(クイーン)と、
おそらくは高所作業に特化した羽付きの個体が登場し、さらに幼虫の個体は、吐き出した
分泌物を屋根材あるいは補修材として利用されている描写があり、個体の能力に応じた
分業が敷かれていることから、蜂やアリといった社会性昆虫に近い生態と考えられる。

卵生。作中では単に「大きな丸い塊」という記述があるのみで、卵の具体的な大きさは不明。
卵には蛍光物質が含まれており、壁に埋め込むことで地下生活での明かりとして、
また一部は食用として用いられる(作中では“光るかきたま汁”が登場)。

知能は高く、人間の言葉を解し、道具を使いこなし、人間の嗜好に合わせた料理も作れる。
人間の発語・発音は出来ないが、作中では「金属をこすり合わせるような不快な」音を出し、
意思疎通や情報伝達を行う描写が存在する。


▶食性編集

草食に近い雑食。食料は自給自足。地表近くでは野菜や果物を、さらに作中の登場人物の
台詞からは、キノコ栽培の存在も示唆されている。また前述の通り女王個体の産んだ卵を
料理したものが登場することから、マソサラス自身もそれを食用としている可能性が高く、
純粋な草食とは考えにくい。


▶反響編集

無し。全く無し。

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以上、VVikipebiaより転載

どこの誰だか知りませんがまとめてくれて助かりました。
一部実際にリンク貼ってますが他はそれっぽく見せてるだけなので、

編集は出来ません。

 

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↓『マサソラス』の検索でヒットしたのはこれだけ

 

 

↓ついでに言えばソラスでもない

↓ありました(マジかよ)