「ただ書くだけ」がコピーライターの仕事では断じてない | 夢実現コンサルティング協会理事 岡村元紀のブログ

夢実現コンサルティング協会理事 岡村元紀のブログ

夢実現コンサルタントとして広くは全国ですが、住んでいる地域の「千葉県」の起業家応援ブログです。私個人はインターネットで7年間、ITビジネスの講師として教材販売やセミナー講師などずっと続けてきました。最新のIT「集客」「セールス」についてシェアいたします。

コピーライターって
「書く仕事」だと思っている人が
多いと思いますが、
それだと本当に「良い仕事」ってできません。

下記は実際のビジネスの現場で
良くライターが遭遇するケースの「例え話」です。

【 あり合わせの素材でカレーを作るか、それとも・・・ 】

*レストランで人参なしのカレーが出されてきて、
 それに対してオーナーと店長との問答

オーナー
「なぜ、このカレーには人参が入ってないのでしょう?
 お客さんは美味しいカレーを食べたいのに・・・」

コックさん
「人参はこの季節、この土地では手に入らないのです。
 だから、人参なしで今回は市場に売りに行かせてください。」

オーナー「・・・・わかりました。

     では・・・・にしましょう。」

たとえば、こんな状況になった時、
どう回答するかって話なんですね。

まあ、2択です。

選択肢1「人参なしのありあわせの素材で作らせる」

選択肢2「人参を入手する方法を伝えて、
     人参を用意してもらう」

どっちの選択肢がお客さんが喜び、
しいては、そのお店のためになるか、
なんて事は「皆までいうな」って話ですよね。

(でも、多くの駆け出しコピーライターが
 用意された素材だけで書き出してしまうのです。)

これはコピーライターでいえば、
例えば、「商品に希少性をつけてなかった場合」
など、情報コンテンツのコピーを書く時には
よく遭遇します。

販売者に聞いても「ありませんね〜」で終わる話です。

なぜなら、希少性をつける価値や重要さを知らないからです。

そこで、書く事だけが仕事と思っている
コピーライターは元からあったありあわせの素材
でコピーを書いてしまいます。

だから、しょぼい結果しか出せません。

顧客やお客さんに感動も届けられません。

でも、良いコピーライターは、
やはり素材から見直します。

希少性をつける方法を一緒に考えたり、
時には商品をゼロから作り直してもらったり・・・。

そうです。

冒頭で私はこう話しました。

コピーライターって
「書く仕事」だと思っている人が
多いと思いますが、
それだと本当に良い仕事ってできません。

「人参のないカレーを妥協して出すコック」
はプロとは呼べないわけです。
社会にとっても迷惑な存在かも知れません。
出されたお客さんも満足できないから、
ファンなんてできるはずがありません。

妥協したお店は、そのうち客足が遠のき、
自然淘汰されますよね。

コピーライターも同じで、
販売者がたまたま用意していた、
「持ち合わせの素材」だけで書く
ことが最善とは限りません。

顧客の想定外のダイナミックな提案
をすることもあるわけです。

カレーのたとえ話をした後に聞けば、
この意味がよく分かると思います。

良いコピーライターは、

顧客の商品を「より売れる方向に」
そして、
お客様も「より喜べる方向に」

愛と情熱をもって一緒に考え、導ける人なんです。

(実は、これってそんなに難しい話ではないんです。
 インターネットを活用すれば、簡単に
 アンケートが取れて、お客様の悩みや
 願望がわかります。そして、情報コンテンツ
 であれば無料で作成し、補えるのです。)

そんなコピーライターが世に増えたら、
世の中、もっと面白くなりますよね。

私たちはプロコピー塾を通して
そういう世の中を作りたいのです。

岡村元紀