劇団四季
練馬文化センター 大ホール
(東京都練馬区)
1幕 50分
休憩 15分
2幕 50分
https://shiki.stores.play.jp/lives/044e18aa-4b0e-4721-bd03-6e769b1984a6
7月6日視聴
・台詞や歌詞だけでなく、表情や眼で演技できているので、パフォーマンスだけでなく曲の良さ(昭和感)や作品力やテーマまで伝わってきた凄い完成度各キャラクターが脚本の狙いどおりにきっちり出ている昔、観た時と別作品かのような仕上げ方で、ファミリーミュージカルだけど大作ミュージカルを超えているように感じる作品が完成している完成度年末の東京都内公演はスケジュール合わなくて観に行けそうにないので、交通費かかるけど遠征確定だなぁ。チケ取り気合いを入れなければそれくらいに、配信視聴でも大満足できた公演だった
・唯一、バレットcの魅せ場のさらにいちばん良い部分でカメラがイタチに切り替わったのが、残念だったというかもったいなさすぎた
・この完成度が出せるんだから、毎年度ファミリーミュージカル全作品を配信した方が良いのでは
・片山怜也さん、表情と雰囲気のにんまり感で個性の乗っているキャラクターがピッタリと役に合っているお顔の形(輪郭)もキャラクターと合っていて、台詞と表情というかビジュアル全体でキャラクターの完成度が高く、最後までキャラクターがブレなかったのも素晴らしい悪役のポジションがキャラクターをしっかり出せると、作品が安定するのがよくわかる好例
・狩野勇人さん、序盤と中盤以降(七郎登場以降)で立ち位置の違いの表現力が上手く、ストーリーも他の役をもきっちり引き出してあげていて、助演の技術が高い序盤のガンバとのバトルも、ダメージの受け方(効いている演技)が新日本プロレスの蝶野正洋さんをオーバーラップさせたくらいに巧かった演劇にセンスは大事
・伊藤駿佑さん、収録公演での主役でカメラが集中する重圧に負けず、非常に丁寧で確実なパフォーマンス台詞だけでなく、視線がしっかりしていたので、芯の強いガンバをきっちり表現できていた演出でどこまでやるかだけど、潮路cと出会ったところから、潮路cとハッピーエンドになりそう感の伏線を仕込めると、最後の展開がさらに引き立つかもしれない。