【ライブレポ&回想】スピッツ とげまリーナ(2011年7月3日) | 衝動的にスピッツを語るブログ

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スピッツへの愛が止まらないブログです


2011年7月3日


今から12年前、初めてスピッツのライブに行きました。

そんなことを思い出したので、その時のことをちょっと書いてみようかなと思います。


(回想から始まったのですが、気がついたらガッツリのライブレポになりました。

ライブレポから見たい方はスクロールお願いします🙇‍♀)


 回想


前回のブログに書いたとおり、8823の映像を見てからずっとスピッツのライブに行きたいと思っていました。


でも受験生だしチケットの取り方も分からないし…

まだまだスピッツ歴が浅くてライブに行くレベルじゃないと思っていました。


今思うとスピッツ歴は本当に関係なくて、行きたいと思ったときに行くべきだ!と思います。

ライブに行ってからハマるパターンなんていくらでもあるし、ライブのお決まりなんて知らなくても特にスピッツに関しては全く問題ないと知りました。

(今となってはチケットが取れない問題がありますが…😇)

ノリ方なんて分かんなくても、思い思いに聴かせてくれるスピッツは最高です。



受験が終わったのが、2011年2月末。


2011年4月に大学に入学したのですが、

大学で出会った同級生でプロフィールに「スピッツが好き」と書いていた子がいたんです。


ふたりで声を掛け合い、いかにスピッツが好きかを語り合ったあとに

(マサムネさんの高音も好きだけど低音も好きなんだよね!わかる!とか話した気がする)、


「とげまリーナには行くの?」


と聞かれて、


「ライブは行ったことなくて未知の領域なんだ」


なんて話をしたら、その子はチケットを持っていて、


「チケット取るの簡単だよ、調べたらすぐ出てくるよ。行けると良いね!」


と言われて、調べてみたらまだ一般発売前。


一般発売の日の夜に思い出して、ダメ元で電話をかけたら繋がって。

(そういえばいつから電話じゃなくなった?電話でどうやって取ったんだろう。なんか登録したのかな?何も思い出せない。)


取れちゃったーーーー!ってなって

めちゃめちゃ興奮したのは覚えている。


とりあえずで2枚取ったんだけど、当時スピッツ好きの友達いなかったから、とりあえずスピッツ良いよね〜って言ってくれてた友達を誘って行ったんだ。


期限ギリギリだったので、もちろん4階席で。

テッちゃん側でした。


ここからガッツリライブレポです。



 ライブレポ


 Live-1


最初はビギナーから始まるかな?と思ってドキドキしながら待っていたら

まさかの静かで綺麗なイントロが聴こえてきて。


私のスピッツライブ初めての曲は、

「聞かせてよ」でした。


とても澄み渡った声で、伸びやかな声で歌われる「聞かせてよ」、

今でも目を閉じると鮮明に思い出せるくらいに感動的でした。


とげまるの頃のマサムネさんの声の透き通りが本当に凄いという話もしたいのですが、また今度…


みんなの心がスピッツで浄化されたところに


「ドン!ドン!ドン!」


というドラムが刻まれていって始まる

「俺のすべて」!!!

そんな流れでこんな曲を持ってくるのね!?と衝撃を受けたセットリストでした。


続いての「恋する凡人」、

つぐみのシングルに入っているライブver.が大好きだったのでライブで聴けて嬉しかったし、


「ビギナー」の大サビの声の厚みに震えたし…


とここまで書いたところで、メモに残していたMCも出てきたのでそれを書き起こしてみます。懐かしいなぁ😭

昔のメモなので色々間違ってるかもですが、雰囲気をお楽しみください。



 MC-1


マ「どうもー、スピッツでーす」


マ「今日は貴重な日曜日に…話題のドラマも見ずに…見に来て下さってありがとうございまーす!」


マ「(後ろの方を指差して)そこら辺、聞こえてるー??」


(そこら辺:キャー!)


「…今日は君のために、歌うから」


(そこら辺:キャーー!!)


マ「一回言ってみたかったんだよね」←照れてる…可愛い…


マ「楽しいライブにしようと思うので、よろしくお願いします」



 Live-2


初めて生で聴いて感激した「ロビンソン」


かわいい!って感想ばかりの「幻のドラゴン」


縦揺れでかっこよさに釘付けになった「メモリーズ・カスタム」


イントロからかっこよすぎる「TRABANT」と続き…



 MC-2


マ「TRABANTという曲を聞いてもらいましたけれども。」


マ「これもともとはシャラポアって曲名だったんだよね。ロシアっぽいってことで…昨日負けちゃったんだけど。シャラポアさんね。」


マ「スピッツも今年で結成24周年を迎えまして。なかなかやらない曲とか出てきちゃうんですけど。

ここで久しぶりに聞いていただきたいなーと思います。冷たい頬、聞いてください」



 Live-3


こんな流れで聴いた「冷たい頬」、大好きな曲過ぎて。

冷たい頬はとげまるDVDに入っていてよかったよ😭

とげまるDVD、実は演奏したのに収録されていない曲がとても多くて。

いつかお蔵から出してきてほしいです。


「猫になりたい」も、初めてのライブで聴くことが出来てめちゃめちゃ嬉しかった曲。

オレンジの照明で、心が浄化された…



 MC-3


マ「前このさいたまスーパーアリーナでやらせて頂いたときに、注文したものがなかなか来ない…注文が通らないって話をしたんですが、長くスピッツのシステムエンジニアをして頂いている高山さんという方に、

『草野の声は周波数的に声が通りにくい』

って言われて、うん、納得したんですよ。

科学的に証明されちゃいました(笑)」


マ「そこでね、通りやすい声っていうのはね、

あの、いるじゃないですか、

『埼京線をご利用のお客様はこの駅でお乗り換えくださいー』(←駅員さんの声マネ!)

って(笑)」


マ「あーいう風に言えば声が通るのかなって。

『新しい季節は~♪』(←駅員さんの声マネでロビンソン🤣🤣)」


会場爆笑と拍手👏


 テ「それじゃマサムネじゃなくなっちゃうよ~(笑)」 


マ「そうだね、スピッツじゃなくなっちゃうよね(笑)」 


マ「では、ここで、アマチュアの頃からやっていて、何度かレコーディングした曲を、できるだけアマチュアの頃のアレンジでやろうと思います。

鳥になってという曲、聞いてください」



 Live-4


「鳥になって」のアレンジ違いと身振り手振りにキュンとして、


その後衝撃の「ナナへの気持ち」!

私の当時のメモには「本日最大の驚き!!」「可愛かった…」「ここにいる〜♪の裏声最高!」などと書かれております。


デビュー曲の「ヒバリのこころ」は、一緒に行った子も好きだと言ってくれてたから聴けて嬉しかったな。



 MC-4


マ「今年デビュー20周年なんですが、俺らが出始めたころは渋谷系とか流行ってて、それからHIP HOPが流行って、俺も作ってみよっかなーと思って作ったんだけど、」


会場:えー!


テ「聞いてないよ、俺!」


マ「いや自分でつくっててこりゃないなーって、没にした(笑)」


マ「で、それからV系がポーンと出て来て、

『俺らも、け、化粧とかしたほうがいいのかな、』

とか思った時期もあって」


会場:笑


マ「それでさ!V系って、こうやって、

(スピーカーに足掛けて)

前のめりで歌ったりするじゃないですか。でも、

(スピーカーを手で払って)

こういう風になっちゃうんですよね(笑)

なんか土足で畳乗ってるような、そんな申し訳ない気分になっちゃう」


マ「まぁ、これからも自分にできる事をやっていきたいと思います」 


マ「ではここで、しっとりめの曲を。」


 Live-5


ここからのゾーンがエグいです。

覚悟をしてください。




「ガーベラ」


「新月」


「大宮サンセット」




はいエグい🤦‍♀️


ガーベラ、生で聴けたんだなぁ…


新月、生で聴けたんだなぁ…


当時希少性を分かっていなかった大宮サンセットも聴けてたんだなぁ…

(当時は通常セトリに含まれていると思っていた。実はさいたまスーパーアリーナだけだったと知ったのは最近の話。)

歩く日曜日、と歌ってくれて会場は拍手が起こっていました。



 MC-5


マ「もう発売してから大分経ったけど…みんな、とげまる、聞いてくれたかな~?」


👏👏👏


マ「~♪白い~雲の~よう~に~♪」


さ、猿岩石!?気付いた人から少しずつ笑いが…!


マ「白い雲の…?しろいくもの…?しろくも…?しろくま…?…………シロクマ!(笑)」 


マ「いやーさっきまで舞台裏で、どうやってシロクマに繋げようかなーって考えてて(笑)

ダジャレみたいのしか思いつかなくて。

いや、これもまぎれもなくダジャレなんだけど(笑)」


超かわいい🤦‍♀️


マ「いやーでも、こんな大人数の前で堂々と人の歌を歌うのは気持ちが良いね!!」


マ「でも、大丈夫今日はスピッツのライブだからスピッツの曲、ちゃんとやるよ(笑)

それではシロクマ、聴いてください」


↑メモではラフな口調なんだけど、12年前のマサムネさんこんな感じだったっけ🤣もはや分からん🤣



 Live-6


そして究極の癒やしソング

「シロクマ」

の後に…


「夢 追 い 虫」


私の一番大好きな曲で受験中もずっと励まされていた夢追い虫を!私の初めてのライブで!運命!!と思った←


このときの鳥肌はずっと忘れないし、息を吸うことも忘れてマサムネさんのことを凝視していたのも覚えている。


そして爽快感Maxの「どんどどん」

サビのところで声がとんでもなく美しくなるのあれズルいよね。あれズルいよね!!好き



 MC-6


マ「…はい。だんだんホットになってきましたかね!もっと…ホットにしちゃっていいかな!?

って外の方がもっとホットなんだけどね(笑)」


マ「俺らと探検しに行かないか!?」


マ「って、かっこよく黄色のギター持ったけど、次の曲はアコギなんだよね…」


小ボケ可愛い…



 Live-7


めちゃめちゃ格好良い「探検隊」

マサムネさんの低音が大好き!!


そして私の受験中の応援ソング2である「けもの道」


ここからさらに立て続けに「トンガリ'95」


そして夢だった「8823」で腕を振り上げて盛り上がれたのがもう…感無量だったなぁ…😭



マ「どうもありがとうございました!

一生忘れられない日曜日になりました!

みんなからいい成分…養分?を貰えました!」



最後に「君は太陽」で会場全体でワイパー👋



 アンコール


1曲目は「海とピンク」。

当時は曲をじっくり聴いたり歌詞解釈をしたりするタイプの聴き方をしていた私は、この曲をアリーナで歌うスピッツを見てちょっと!キャー!ってなっていたみたいです。



 MC-8


マ「それではここで愉快な仲間達を紹介します。まずはベース田村!」


田「田村でぇす」


田「30年前の事なんだけど…」


マ「30年前!?中学生の頃?」


田「そう、俺その頃アイアン・メイデンってバンドでベースをやるのが夢で。」


👏👏👏


マ「アイアン・メイデンっていうのはイギリスの、今もやってる超ベテランバンドなんだけど、ボーカルが旅客機免許持ってて、世界のツアーそれで行ってるんだよ。

ま、俺は持ってないけどね(笑)」


田「草野、軽トラ運転してたじゃん。」


マ「アマチュアの頃ね。仙台とか名古屋までね(笑)」


田「それでね、こないだ夢を見たんですよ。

アイアン・メイデンにベースとして入らないかって、スティーブ・ハリス(ベーシスト)本人から電話が掛かってきたの。

ま、日本語だったけど。

ミスター田村って呼ばれてた(笑)」


マ「夢にありがちだよね(笑)」 


田「それで俺はね、『入りたい』って言ったんですよ!

でも、ちょっと待てよって思って、

『でも一週間後に、さいたまスーパーアリーナで、スピッツというバンドで演奏しなければならないんです』

って言ってね(笑)」


田「そしたらスティーブ・ハリスから、

『君はそのライブに全力をそそぎなさい。こっちはいいから!』

って言われてね、今日はスティーブ・ハリスの分まで勝手に背負って頑張りました(笑)」


田「でもそこで気付いたのが、『俺1回もアイアン・メイデンへの加入を断ってない』ってこと(笑)

次またあったら、しっかり断ろうと思います。」


田「今日もとても楽しくできました、ありがとうございました!」



次、クージー!


ク「田村くんで思い出したんだけど、田村ジェットってあったよね」


しばらく行きさつの話。

(2006年のロクロク仙台のときに地震で新幹線で行けなくなってしまって、大阪経由で飛行機で行く事になったときに、コレクターズが『田村くんが乗れ乗れって言うから田村ジェットに乗ったんだ』って言って、それからスピッツ絡みのライブの移動の飛行機は『田村ジェット』と呼ばれている、という話)


マ「田村ジェットっていうから嵐ジェットとかポケモンジェットみたいなので田村一人で写ってるのかと思っちゃったじゃん!」←可愛い 想像するとツボ


ク「そういえばね、舞台裏に標語みたいのが貼ってあって。

『釘一本 拾う心で 事故はなし』

っていうのなんだけど、すごくいいなあと思いまして。」


マ「大切だね。」


ク「とても楽しかったですありがとうございました!」



続いて﨑ちゃん!


﨑「よく、このマイク(ドラムだけどハモリで歌うときや喋るときだけマイクがでてくる)はどうやって出してるの?スイッチ?

とかって聞かれるんですけど、後ろにローディーがいて、タイミング良く出してくれるんですよ。

手動ですからね!」


﨑「さっき○○(ドラムのひとつ)っていう…

これなんですけど(叩いて見せる)…

ちょっと途中でとれちゃって。

こういうのを直してくれるのもローディーさんなんだよね。」


マ「みんなのお陰で」


﨑「ほんと、色んな人に支えてもらってできてます。今日はありがとうございました!」



次、ギターテツヤ!


テ「いやー、ねー、俺いつもすぐ眠くなっちゃうんだけどね?」


マ「早寝早起きなんだよね、見かけに寄らず」


テ「そうなんだけどね、昨日、夜中の1時半くらいにお腹痛くて目が覚めちゃって。」


マ「繊細なんだよね、見かけに寄らず。ストレスとかでお腹にくるっていうよね。」


テ「でね、寝てらんなくて、トイレに篭ってたんだけど。

昨日もここでライブやってさ、1万人の前で。

で夜中一人でトイレ篭ってさ、なんか空しくなるよな、アレ。」


マ「お腹はもう大丈夫なの?」


テ「さっきまでシクシク痛んでたんだけど、もう、今、大丈夫なの。」


👏👏👏


テ「今、この中にお腹痛い人いない?大丈夫!?よし!

みんなよく俺らから元気もらったっていうけど、元気もらってるの俺らだからね!

今日はありがとうございました!」



ボーカル草野マサムネェェ!!


マ「…はい。前、2年半くらい前にここで初めてライブやらせていただいたんですけど。

その時にね、『アボカドを海苔の佃煮に和えて食べるとおいしい』って言ったんだけど、

なんか、ここでやるときはそういうの言わなきゃいけない義務みたいのできちゃって。」


マ「でね、ひとつ紹介しようと思うんだけど、

『レンコンを薄く切って、アンチョビに和えてオリーブオイルで炒める』

と良いつまみになります。っていうね。」


マ「って言ってもね、これ朝テレビでやってたのの受け売りなんだけどね(笑)これは良いって思って、メモとって(笑)」


「それでは最後の曲です。今日はありがとうございました!」



最後の曲は「空も飛べるはず」…😭💓



マ「どうもありがとうございました!」



 総括


ライブレポって、残しておくものですね…


忘れていた記憶が湯水のように…


初めてのスピッツは豆ッツでしたが、最初から近かったら刺激が強すぎるので丁度良かったかも。


当時本当にお金がなかったので、ライブに行くなら誰よりもちゃんと感想やMCも覚えて帰ってきてメモするぞ!と気合を入れていたのを思い出した(貧乏性w)。


しかもメモによるとロイホでご飯食べて帰ったみたい。

ナナへの気持ちにガッツリ影響されてる🤣🤣



これほどガッツリMCメモを残してるライブ、そんなに多くないけれど、

やっぱり残すべきだな〜〜って思った12年後の私でした。


昔はノートに書いていたから手が疲れて途中で放棄してしまったり、翌日の仕事に追われてすっ飛ばしてしまったりというライブがたくさんある、もったいない😭


ちなみに大学生活でなんやかんやありまして、

次にライブに行けるのは2014年のフェスティバリーナになります。


ちいものツアーも横浜サンセットも行けなかったのは、仕方がないにしても悔いが残っているので

行きたいライブには行く!と決めて生きています。



それではまた、何か書きたくなったら現れます。

またまた長文を、読んでいただきありがとうございました。