イラスト『ラノベ古事記』
サクヤ姫は火の中で子供を産んだのだけど、その顔ぶれはバラバラなのよ。
日本書紀（第五）によると
火が明るくなった時に生まれたのが火明命
火が盛んになった時に生まれたのが火進命
火炎が衰えたときに生まれたのが火折尊
火熱を避けたときに生まれたのが彦火火出見尊
これを基本に考えると分かりやすいね！てか、これに統一して良くない？
長男：火明命/火照命
次男：火進命(火闌降命・火酢芹命)/火須勢理命
三男：火折尊(火夜織命)/火遠理命
四男：彦火火出見尊/天津日高日子穂穂手見命
三男と四男が同一人物説もある。
サクヤ姫の子供が2人な第六、第八。
ここで火明命は瓊瓊杵の兄とされているわ。
その説をとりつつ、天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊って長ったらしい名前で、火明＝饒速日って言われてるんだよね。
古事記
海幸彦＝火照命
山幸彦＝火遠理命
日本書紀
海幸彦＝火闌降命・火酢芹命
山幸彦＝彦火火出見尊・火折尊
海幸彦・山幸彦は上記。
山幸彦がホオリってのは両方とも一致しているけれど、海幸彦は違う。
ホオリの兄の名前はあんまり重要じゃなかったんだろう。
＜参考＞