宇佐八幡行幸会(ぎょうこうえ)について | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

大分県立歴史博物館内の展示より。


巡行する神


宇佐宮固有の神事である行幸会は、6年ごとに新しく造る御験が、宇佐宮とゆかりの深い八箇社を巡る神事でした。 そのかたちは、9世紀初めころに定まったといいます。 

宇佐市郡を中心に分布する八箇社を新しい御験が巡るこの神事は、 八幡神の古くからの信仰範囲をあらわすものといえます。



この図を見ると、八箇社ではないのだけれど🤔
①「田笛神社」
②「鷹居八幡社」
③「乙咩社」
④「大根川神社」
⑤「酒井泉社」
⑥「郡瀬社」
⑦「妻垣神社」
⑧「小山田社」で八箇社らしい。


下の2サイトに詳しく書かれている。




行幸会は薦神社三角池のマコモで八幡神の御験 (薦枕)を新しくつくり、宇佐宮とゆかりの深い社を巡る神事です。 

古い御験は、奈多社から海に流されました。


行幸とは本来天皇が宮殿の外へ赴くことを意味しており、八幡神が応神天皇であるという考えから、この名称が用いられたと思われます。



新しい薦枕が出来、用済みとなった薦枕は海へと向かい、最終的に奈多社から海へ流される。






宇佐神宮について私が書いた記事は下記。