『海道東征』北原白秋 作詞 | 筑前由紀のプチトリップ

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2024年現在、主に福岡県内をカメラ片手にうろうろ。
着物を着たり着なかったり
たまにバイクに乗ったり
季節の草花を見に行ったり
お寺や神社に行ったりしています。

『海道東征』と妻垣神社 というものが、妻垣神社に書いてあった。

 

 

皇紀2600年の際に作られた、神武東征モチーフの交声曲(カンタータ)だってさ!

妻垣神社に関係するのは第5章。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五章 速吸と菟狹

海原や青海原、海道の導や、早や槁根津日子、速吸の水門になも、その珍彦。
龜の甲に搖られて、潮の瀬に搖られて、かぶりかうぶり海の子、棹やらな、附いまゐれ、
波かぶりかぶるに、み船へと移らせ、名をのれ早や早や、
み船へまゐ出るは臣ぞとそれまをす。國つ神と這ひこごむ。
潮みづく國つ神、海豚の眼見よな、遠眼、鋭眼、慧しな、羽ぶり羽ぶりおもしろ。

菟狹はよ、さす潮の水上、豐國の行宮。ああはれ足一騰宮とよ、行宮。
足一騰宮は、行宮と青の岩根に一柱坐す。
足一騰宮に參出ると、大わたの龜や、川のぼり來る。
足一騰宮の大御饗、誰が獻る、はるか雲居に。
足一騰宮は菟狹津彦、朝さもらふ、夕さもらふ。
足一騰宮は湍の上や、足一つ騰あがり、雲の邊に坐す。ええしや、をしや、ええしや、をしや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良いねーこんなんあるんだ☀️

 

ちょっと高尚な感じして気後れしないでもないけれど。

古事記・日本書紀から派生したアレコレ楽しい。

 

 

 

 

 

 

↑歌詞