大正鉱山は、高取鉱山の支山として稼働されていましたが、昭和61年(1986年)に高取鉱山の閉山に伴いその任務を終えました。関東地方では、数少ない錫石の産地でもありました。
そのため、鉱物愛好家団体の採集会などが行われたりして、今では採集は難しいそうです。
大きさ 40x50x50 錫石Φ1~2mm
大きさ 140x100x60 錫石 最大5mm
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大きさ 80x50x40 結晶最大5mm
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硬い珪質砂岩に貫入した薄い石英脈に、自形結晶で産出しました。黄褐色~黒色の強い光沢の粒状結晶は、とても魅力的なものです。
かつては、母岩に一面に結晶が付いたものや、1センチメートルの結晶のあるものも採集されたと言うことなので驚きです。