真実告知のシンポジウム | YUMENO-ME 心臓病ママの特別養子縁組

YUMENO-ME 心臓病ママの特別養子縁組

先天性の心疾患により
10代の頃に大動脈弁、僧帽弁を機械弁に置換。
子供を出産することを諦め
特別養子縁組への道を選択しました。

2015年12月特別養子縁組で
家族になった娘との生活
ハンドメイドをつづります。


土曜日は所属している会の
シンポジウムに行ってきました

。。。

「新幹線にのってベビーポケットの
集まりにいくよ~」
と話すと
「じゃあ絵本を持っていかなきゃね」と娘

昨年読み聞かせた真実告知絵本を旅のお供に
電車の中で改めて見ながら
今日くるお友達は皆、マザーさんが
お父さんお母さんのところに
つれてきてくれたことを話しました

会場につくと
既に沢山の家族が集まっていました

シンポジウムが初めての娘は
その人の多さに圧倒されたようで
人見知りを発揮アセアセ
挨拶をされても、ささーーっと逃げたり
目線を合わそうとせずで…
せっかく声をかけてくださった方々
大変失礼しましたアセアセ

本人いわく、大人だと緊張して
挨拶ができないのだそうです

4年ぶりに同期にも会えて
近況を報告できましたほっこり

。。。

シンポジウム前半は、夫に娘を見てもらい
講演を聞きました

OBによる真実告知体験談で印象的だったのが
体験談を発表するお母さんの周りを
お子さんが嬉しそうにニコニコして動き回る姿

少し誇らしげな表情や、お辞儀する姿が
可愛らしく、きっと沢山の愛情に包まれて
本人も告知を受け止めているのだろうなと
とても暖かい気持ちにさせてくれました

お子さんの前で、大勢の人に聞いてもらう
ことは、素晴らしい経験だと思います

。。。

基調講演では、ご自身も養子である
若林先生のお話でした

こちらで印象的だったのが
「告知は世代を越えて行われる」こと

今の私たちは、親と子の間で
親子関係や告知を深めて行く時期ですが
子供がいずれ大きくなれば
友達、パートナー、出産すると子へと
告知は広がっていきます

養子という立場をポジティブにとらえ
自己肯定感を持っていれば
他への告知、出産し子育てをすることも
乗り越えられるのかなと
考えさせられたり

いずれにしても、今のうちから
繰り返し告知を行い
あなたがいて幸せ
生まれてきてくれてありがとう
という言葉で包んでいこうと思いました

クローバー

基調講演の途中で夫と交代し娘と外へ
廊下の椅子の上には
養子縁組をした歴代の親子写真がずらーり
娘と一緒に、自分たちを探しました

「あったーーー!



他にも、お友達家族を探してみたり
子供が見れる位置に並べてくださっていたのが
とってもありがたかったです流れ星

。。。

我が家は、長時間移動の疲れもあり
一部だけの参加にして
会場を後にしました

帰り道、もうひとつの場所へ立ち寄りました
それは、娘が産まれたクリニックヒヨコ
事前に会を通せば見学も可能だそうですが
今回は、外観だけにしました

もちろん土曜日の午後だったのでお休み
病院の前で写真を撮ったり
玄関のドアから中を覗いてみたり
娘は無言でしたが何かを感じているようでした

協力して頂ける病院があるからこそ
こうして我が子を迎えられた感謝を
忘れてはいけないなと
夫婦で感じました
また改めて、見学にこれたらと思います

。。。

梅雨真っ只中の週末でしたが
真実告知について考えさせられる
有意義な時間を過ごせました

ただ、子連れ旅行はやっぱり大変ねーアセアセ
急なトイレで電車を途中下車したり
トイレ詐欺に振り回されたり
帰りの新幹線では歌い出したり…
けっこうな気疲れショック

平和だった行きの風景ねー

新幹線の3列座席に
並んで過ごせたのは新鮮でしたハート