■ 久々の遍路宿に泊まる。 | 独り言に近い「お遍路ブログ」を目指してます。

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無理をせず日常生活の一部として融合するよう、継続させていきたいと思ってます。

遍路宿にお世話になることは多くないが、その少ない経験でも部屋に入ってから時間を持て余すことが多かったので88番大窪寺でゆっくりしてからお邪魔しようと考えていた。しかし半年間の不摂生からくる「足の不調」に見舞われ大事を取って早めに休息をとることにした。(予定よりも1時間ほど早い時間に八十窪さんの扉を開けた)、(15:20)

 

玄関に入って声を掛けると奥の方からお婆さんが出て来てたので名前を告げると、奥に引っ込みしばらくして「はいはい○○さんですね、二階に上がってすぐの部屋です」と言い、一人早い人がいてもう風呂に入って寝てるからいつでも風呂に入れますよと言ってくれた。

 

風呂待ちを覚悟していたが、もう入れると聞いて早々に着替えて風呂に向かう。

 

広くて清潔な感じの風呂だった、身体を洗い湯舟に浸かって左太ももと右ふくらはぎを念入りに両手で揉んだ、そして足の疲れを癒やすという足裏のマッサージも欠かさない。いつもなら「ゆったり」できたらすぐに出てしまうが、この日は念には念を入れて何度も太ももから指先まで揉みほぐした。(15:25)

 

すぐ風呂が入れると分かり慌ただしく着ていたモノを脱ぎ、着替えをもって風呂場に向ったのが20分前、ゆっくり入ったつもりだが実質湯舟に浸かっていたのは15分位だろう。(15:46)

 

部屋に洗面所がある遍路宿も無くはないが「トイレ」がついてるのは少ないだろうと想像する。(ワタシは遍路宿泊が少ないから断定はできない)

 

早々と布団を引いて身体を休めるが春先に区切り打ちをした時には持って来ていた湿布剤をそのとき使わなかったからと、今回は持ってこなかった事を後悔しながら布団の上でテレビを見ながら両足のマッサージをしていた。(15:59)

 

夕食の時間を訊くのを忘れたので布団の中で身体(足)を冷やさないよう横になってテレビの音を目をつぶって聞いていたら、6時前になって若奥さんの「食事の用意が出来ました」という声があった。

 

噂(ブログ)で聞く「お赤飯」がおひつの中にあった、食事をしながら前の宿や遍路途中で顔見知りになられたのであろうか可なり親密な感じで会話が弾んでいた。宿のお婆さんも途中から話に加わり話を盛り上げていた。