■ 思い込みで進むと遭難事故を起こす。 | 独り言に近い「お遍路ブログ」を目指してます。

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無理をせず日常生活の一部として融合するよう、継続させていきたいと思ってます。

どれだけ休めたのか分からぬまま、早く崖を登りたい気持ちに負けて歩きだす。(13:41)

 

さっき休まずに一気にこの岩肌を上っていたら、たぶんどっちかの足を痛めていただろう。

 

杖を落とさないよう気を付けながら、両手を使ってよじ登る。

 

途中、短い岩肌の馬の背を通り最後の崖に上がる。上に人影があってカメラを構えているのが見えて、「撮ってもいいですか?」と声がかかり、「どうぞ」と返答して上る。(13:54)

 

ワタシはどのように撮られたのだろうか?その人は一眼レフを構えていたからグッと寄せて撮ったのかも知れない・・、などと考えながら二言三言声を交わしてすれ違う。

 

女体山頂上の休憩所に向かう途中、春来た時にはなかったように思う大きな標識があった。右の標識には「この道 大窪寺には 行けません」と書かれてある。ワタシの記憶ではこの先の休憩所で少し休んで、またこの地点に戻って来てコノ階段を下りた覚えがあるのだが・・・。(13:58)

 

山頂の休憩所の裏にも大きな標識が立っていて「戻るな!」と言われてる気がして逆らえず標識の「示す」通り真っ直ぐ進む。(13:59)

 

標識の示す通り下ると見覚えのある広場が見え、そして目の前に大窪寺へ向かう階段もある。広場に降り立ってもまだ腑に落ちず降りてきた方を見上げ記憶とすり合わせるが合点は行かない。

 

その広場に一台、仙台ナンバーの車が停まっていたのでさっきの人は仙台から?などと考えながら大窪寺に通じる階段を上った。(14:02)