八基の古墳を一通りお参りしたので、文殊院に寄ってみた。
遍路開祖 河野衛門三郎、生誕壱千弐百有余年の記念で奉られた像だが、お大師様の後ろに坐して「妻女」は座布団に衛門三郎は岩(?)に腰かけている。
台座には、「われ人を すくは(わ)ん為の 先達に導きたまう」と書かれている。
元々の名前はある筈だろうに「妻女」とは可哀想だが、ふくよかで優しそうな顔立ちに彫られているのが救いか…
それに引きかえ、衛門三郎さん!意地汚い欲張りな豪農という伝説に相応しい顔として彫られているのだろうが、あまりにも悪顔になっていて同情する。(どこかの悪人顔の知事と面相が似ていると言われたら衛門三郎が可哀想?)
嫁さんとお大師さんのツーショット。
上の衛門三郎の写真で首から下げられた「セバ札」と読めるモノは何んなのか調べてみたが分からない、人見知りで内気なワタシだが「念ずれば花ひらく」の気持ちを持ち続けておきたい、謎。