左手前のブロック塀と右側のスレート壁の狭い隙間を進むと、生活空間に挟まれた肩身が狭そうな場所に石像は立っていた。
こういった場所こそ訪れる遍路は気配を消して静かにお参りすべき所でそれが双方の利益につながるように思う、速やかに「南無大師遍照金剛」を三回唱えて退散する。
来た道を振り返るとこんな感じ。
写真の後ろ側が幼稚園でその前に五基の古墳があり、疎水の先にある緑のポール付近に狸の置物があってその反対側(塀の向こう)に最初見逃した古墳がある。そして道の先にある赤い物体のすぐ右に立て看板と石柱のある古墳があり、その前で「通りすがりの爺さん」に教えてもらってワタシは今ここにいる。爺さんの言った通り「塀の向こう」の路地に残りの古墳はありました。