10月の頭に37番岩本寺から43番明石寺までお参りした時、杖の長さ(減り具合)が気になった。徳島の霊山寺(りょうぜんじ)から使っていた杖は母親がバスで巡拝する時に使ってた杖でもう何巡りかはしていたと思う。(バス移動だからそれほどすり減っていないと思っていたが杖立に入れると他より一握り分短かく見えた)
何時の頃からか杖の上部を握りしめて歩くような長さになっており、このまま杖がすり減ると先端を上から押さえつけるような持ち方になり杖の役割を果たしそうにない。それと「先端=お大師様の頭」のような気がして恐れ多い思いもあって新しい杖を買うことにした。
それこそ、いつもの「長珍屋」さんへ行けば現物を選んで買えるのだが、移動手段が自転車しかなくネットで最安値のモノを探し出して注文した。(太さは今使ってる杖と同じ太さにした)
今まで使っていた杖との差を計ってみると18cmあった。前の杖は徳島の19番立江寺を打ち終え次の鶴林寺に向かってる時、以前から縦に亀裂が入っていた個所から薄く剥がれてしまった。残しておいたその切れ端を前の杖に宛がうと立江寺から明石寺までの間に8cmすり減ったことが分かった。(バスでも何回も巡拝すると結構すり減る(10cm)もんだと感心した)