■ 53番円明寺(えんみょうじ)で今回は終わり。 | 独り言に近い「お遍路ブログ」を目指してます。

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52番太山寺から通勤の車が多くなってきた県道を東北東に進むこと20分で円明寺に到着した。(8:20)

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松山市内に近く古い住宅が立ち並ぶしっとりとした場所に建つ円明寺。昔からワタシは仕事で何度もこのお寺の前を通ったことがあるが、その時は抜け道(旧道)で渋滞する要所として邪魔な寺だなぁといつも思っていた。(お寺の方が先に存在してるので「車」は遠慮して通行するのが正しい考えだと今は思う)

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境内の中に立派な門があるので珍しいなぁと思い撮っておいたが、調べてみると「中門」というらしい。他にこの円明寺には「キリシタン石塔」とか「左甚五郎作の龍」など見どころが沢山あったらしいが、ワタシは調べずにお参りしているので知らずに通り過ぎている。(今までのお寺でも見るべきものを見ずに終わっているのだろうと思う)

お寺に到着するまでの遍路道(山道)を歩くことが楽しみ(目的)のようなトコロがあって、お寺に着くと早々にお勤めをして「人より先に出発したい」という変な癖(へき)があって境内を散策して楽しむという気持ちが希薄なのだろう。

このまま遍路を続け結願しても、もう一度また巡るだろう。その時は「前調べ」しておいて、お勤めを終えたらゆっくりと「境内」を味わってから次に進もうと考えている。

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徳島の18番恩山寺だったと思うが、香炉のそばに「灰を持って帰るのも犯罪です」のような張り紙があったように記憶している。その時、大きな香炉には「灰」も沢山いるんだな!お寺さんも大変だなぁ!と、ちょっと「現実」に引き戻された思いをしたことがある。

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時間も早いし天気も良いから、まだまだ巡りたいところだが松山市内にはもう札所がない。帰りの列車の時間を確認して出発する。(8:42)

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駅舎は線路の向う側にあるだろうとの思い込みで線路を渡ったが、それは勘違いで渡らず線路に沿って行けばよかった。駅の手前にあった歩道橋を渡りなおして元に戻る。(8:52)

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列車到着時間がぎりぎりなら焦っただろうが時間はたっぷりある、階段を下りていくとメルヘンチックな駅舎が出迎えてくれた。

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一駅手前からスタートして「半円を描く」ように進んで、この伊予和気駅まで来たことになる。そして今度は
列車で「中心線」を通って、早朝 車を置いた三津浜駅まで戻って今回は終了となる。(9:00)