昨日のお話。
ブログ、更新しよ~ってゆる~く思ってたら
朝からずっと去年、お星様になった祖母が
祖父に愛に行け!って
私に口うるさく言うんだ
100均に買い物に行ったら
新鮮な切り身になったお刺身があったから
お酒のアテでも買って
祖父に持っていってあげようって
お昼に祖父を訪ねた
パーソナルソウルミッションコーチ
のの ののこです
去年の秋に40日間
入院生活をしていた祖父は
相変わらず、真昼間から布団で寝ていた笑
入院生活を送っていた時は
もうダメなんじゃないかなと思った時期もあったんだけど
毎日、大好きなお酒を交わせるぐらい
元気な姿へと回復した祖父は
私が買っていったお刺身にとても喜んでくれた
よし!酒でも飲むか
え~な~!付き合うで!笑
普段、全く日本酒を口にしない私だけど
後、何回、一緒に飲める日があるだろうかと思うと
飲めないお酒でも
飲みたくなったんだ
仕事人間だった私は
今までだったら
そんな時間ない!って
自分にバツばかりを与えていただろうな
働けって
酒、飲むなって
私たちは生まれた瞬間から
「死」に向かって生きている
時間が減ることはあっても
増えることはない
頑張って働くことに
時間を費やすことが「美徳」だと思っていたけど
時間の使い方に
「価値」を置くようになった
誰と
どこで
なにをして
過ごすか
まわりからみた「自分」の在り方ではく
私が感じるしあわせのものさしで…
時間はお金で買えない
愛もお金で買えない
今まで「こうしなければならない」と
思い込んでいた制限を
ひとつひとつ
絡まった糸をほどいていくように
私が「わたし」に〇をあげる
祖父は私にこう、話してくれた
もう、先は長くない
いつでもそうなっても大丈夫なように
準備しよんや!
11人、兄弟がおるけど
じいちゃんが1番長生きしとんじゃ
今も大好きな酒を飲める身体があって
わしは最高に幸せもんや!って
なんだか涙があふれてきた
あの世に逝ってしまったら
その言葉を本人の口から聞くことは
出来なかっただろう…
目に見えるありとあらゆる出来事を通じて
感じることが出来たとしても…
祖父が嬉しそうにお酒を飲む姿を
目にやきつけた
気がついたら
お月様が顔を出し
自宅のこたつに横たわって
私は寝てしまっていた。
妹夫婦が連れて帰ってきてくれたようで
晩ごはんは母が持ってきてくれて
心配して父が電話をかけてきてくれて
子どもたちは勝手に晩ごはんを済ませていた
なんだか
今まで
ひとり
頑張りすぎてたんだな
私がしないといけないって
思い込んでいたものは
ただの幻想で
私がダメになればなるほど
私が「わたし」を緩めれば緩めるほど
私がまわりに甘えれば甘えるほど
私が「らしく」生きれば生きるほど
私が「わたし」を大事にすればするほど
私が許せれば許すほど
私が見える世界は
愛に溢れていた
とても優しかった
とても温かいものだった
家族のぬくもりを感じる瞬間だった
祖父が言った言葉のように
私も最高に幸せもんやって
家族の「愛」が
有り難かった
「寂しさ」から愛を求めても
自分の心を余計に寂しくさせるだけ
愛はいつも
「わたし」の中にあって
それを受け取る器を広げることに
集中すればよかったのね
私が大好きな千手観音様のキーワードは
「無償の愛」
愛がほしかった以前の私は
愛を与えないともらえないものだって
思い込んでいた
違うんだよね。
愛は与えるものでもなくて
もらうものでもなくて
私が未熟な「わたし」を
許すことなんだ
人間として完璧じゃない自分
母親として完璧じゃない自分
女として完璧じゃない自分
社会人として完璧じゃない自分
魂として完璧じゃない自分
完璧じゃない「わたし」を許すこと
自分への愛がないと
自分への信頼がないと
自分への価値を見出せないと
出来ないんだよね
だから、もっともっとって
まわりからの愛を求めてしまう
その生き方は
もう、やーめた笑
ないものねだりじゃなくて
あるものねだりのこの世界
あなたが「わたし」で
ただ、存在することが
儚くて
尊くて
美しいんだよ
あなたの魂が
キラリ光り輝くことを
私は知ってるよん