続・在宅リハビリ | 841blog もう一度歩いて走って空を飛ぶ ―脊髄損傷―

841blog もう一度歩いて走って空を飛ぶ ―脊髄損傷―

2016年5月23日パラグライダーの競技中ランディングに失敗。胸椎12番(Th12)脱臼骨折、脊髄損傷完全麻痺と診断。下半身の機能を全て失い、2度と歩けないと宣告、車イスの生活になる。
それでも、自分の人生は決めるのは自分。もう一度必ず立って歩く。夢を叶える日記。

怪我をして2年が過ぎますが、まだ諦めずに在宅リハビリを続けています。

歩行器と短下肢装具を使った歩行リハビリ。
補助してもらって、パワープレートで立位。
そのままパワープレートで腹筋や四つ這い、お尻上げなどで境界部の筋トレと足首などのストレッチ。
ワンダーコアで背筋(腹筋はお尻にジョクソウができそうなのでパス)
室内布団干しにバンドを吊り下げて、足を左右に動かしたり、横になって腿上げのように足を動かす。
あと、Rewalk projectの記事を見て去年レンタルしたコギーを代理店の三崎さんがデモ機をわざわざ貸しに来てくれたので、室内で駆動輪を持ち上げて漕いでます。


夜に時間がある時は、スタンディングフレームでTVを見ながら1時間くらい立位。




こうやって書き出すと結構ありそうですが、平日にだいたい2~3時間くらい。できない日もあるし、全部をできない時もある。

変化が見えにくいトレーニングは本当に続けるのが面倒になるし、惰性にもなっちゃう。
でも昔、鳥取の片岡先生に教えてもらったなあ。
「ステイしてるのは上昇してるってことや。何もなかったら下がっていくだけやろ。キープできるってことは上がってるんやから、回し続けるねん。」

パラグライダーに関係ない人はなんのこっちゃが分かりませんが、何も変化がなくても現状を維持するだけでも前に進んでるってこと。
私の体は浮腫みもないし、足首も柔らかいし、便秘にもなっていない。刺激を与えてるから骨密度の減少もくい止めてる。

今は上がらなくてもステイし続けたら、きっとサーマル(上昇気流)が出てくるはず!

地道に続けますー!


久しぶりに脊髄損傷の再生医療のニュース。
頑張って待とうっと。