内藤智文のサマージャンプ大会出場予定(流動的)

 

7/28 日 サンピラー国体記念 サマージャンプ(国内開幕戦)

8/  2 金 札幌市長杯宮の森サマー  (兼サマーGP選考会)

8/  3 土 札幌市長杯大倉山サマージャンプ(  〃  )

8/  4 日 チャレンジカップ大倉山サマー (  〃  )

 

【サマーグランプリ日本代表となった場合】

8/13、14   クーシュベル🇫🇷

8/17、18   ヴィスワ 🇵🇱

 

【国内残留となった場合】

8/17  土 サマージャンプ山形蔵王大会

8/25  日 新潟県塩沢サマージャンプ大会

 

9/  1  日 長野県白馬サマージャンプ大会

9/  8  日 新潟県妙高高原サマージャンプ大会

10/ 5          秋田県全日本鹿角

10/18         全日本選手権ノーマルヒル(長野県白馬)

10/20       全日本選手権ラージヒル(  〃  )

10/26        UHB杯サマージャンプ大会(札幌大倉山)

10/27        NHK杯サマージャンプ大会(  〃   )

 

 夏のヨーロッパ遠征は、昨年、実績をつくっているが、今年は冬につなげる戦いをめざしている。まずは開幕の札幌3連戦で自分の型を出せるか?

 

 息子が出ても出なくても、一人でも多くの人に生のジャンプの迫力を知って欲しい。その意味でサマージャンプは絶好の機会だ。夏なら試合以外の観光スポットも紹介できる。

 

 

 我々と入れ違いに、桐朋高校の林間学校が白馬ジャンプ台にやってくる。

 もう少し早く日程がわかっていたらなあ‥と残念がる。

 

 

 2005年長男が高1の時、林間学校でジャンプ台見学に来た際は、あらかじめ学校側と打ち合わせて、長男が同級生の前でデモンストレーションジャンプを行なった。居合わせた東北大OB(大学生になってからジャンプを始め、後に国体入賞)も協力してくれた。

 ずっと家族だけが応援する中、我々にとっても学校にとっても大きなインパクトとなった。

 その後も続けたかったが、自分自身が教員で学期末は忙殺される。日程が空いても、例年は北海道遠征に出発することだ。

 

 今回は眼の不具合で運転もできず一度は諦めたが、学校のチビちゃん達のはしゃぎぶりが頭に焼き付いて離れず、周囲の反対を押し切って弾丸日帰りで駆けつけた。

 

 普段白馬は晴れた日中は、風が強くて練習できない。さらにコンバインド(ノルディック複合)の選手は、午後はクロスカントリーの練習をする。

 ところがこの日は、午前中が雨で午後から晴れたのでみんなジャンプ台に集まっている。高校生、大学生、北京五輪代表の勢藤優花選手や葛西姉妹までとても豪華な顔ぶれだった。

 

 事前に学校に連絡せず、いきなり行ったのでどうか?と思ったが、なんと引率代表の高校部長が、内藤智文の中学の時の担任で話はすぐに通じた。

 とりあえず見学の生徒全員に選手カードを配れたので、無理して出向いた甲斐はあった。

 

 

 事前連絡をしなかったので、ジャンプ台見学だけで終わったが、選手は豪華な顔ぶれだっただけにちょっともったいない思いも残った。

 パッと思いつくだけで、

・飛距離当てクイズ

・高校生ジャンパー、女子ジャンパーへの質問

・シミュレーション演技、体験

・バックヤードツアー

 息子がいなくても協力してくれるジャンパー、コーチはいる。

 この後、江戸川区や武蔵野市の中学生も毎年来る。

 施設を見るだけじゃなくて、競技そのものの理解を広めるために何か協力できることはないだろうか?

 

 

 やっぱり車でないのは面倒だ。一日で10kmは歩くことになり骨折の跡が腫れる。しかし、駅までの田園の一本道を歩いていると心地よく、スキップでもしたくなる気分だった。

 20年ぶりのあずさー大糸線は、ちょっとウキウキした。

 外転神経麻痺が起きて、左目が動かなくなって3週間になる。

 片目ずつは普通に見えるが、両眼だと複視と言って左右画像が別々に見えてしまう。利き目であり視力1、0あるのは左眼だが、左眼だけで見てしまうとすぐに気持ち悪くなる(車酔いと同じ)ので厄介だ。右眼はメガネをかけても0、4しか出ない。しかし、右眼に頼らざるを得ない。

 もはや『あしたのジョー』の丹下段平だ。

 「ジョーよう〜〜」

 

 ちょうど、学校が夏休みでひと段落ついたところで良かったが、運転ができないのと、離酒が厳しい‥せっかく白州のハイボール缶を買い集めたのに‥

 

 まあ、これも考えようによったら、脳腫瘍や脳内出血でなくて良かった。

 

 正月早々の腰椎骨折。

 今度は神経麻痺‥。

 参拝が必要なのは息子じゃなくて自分の方かも。

 

 ナア、オマエ。

 退職後チュウトコロハ、ソンナ甘イトコロヤオマヘンデ〜!

  (フォーククルセイダーズ「帰ってきたヨッパライ」より)

 

 もう何百回と通った白馬や飯山だが、電車とバスでは遠く感じる。

 糖尿病を舐めたらアカン。

 

 右眼用に新しく作った眼鏡は、左眼にスクリーンを貼り付けた。

 文字は読めないけど(遠近ではないので)、日常はなんとか外も歩けるようになった。病院で看護士さんが感心していた。

 子どもの頃から梅雨明けが待ち遠しかった。

 それは夏休みが始まると、すぐに父親と富士山や上高地に出かけるからだ。関東甲信越は夏休みの始まりと梅雨明けが微妙に前後する。

 

 山行の1週間ぐらい前から天気図と睨めっこだ。

 今のように予報はマメではなく、ラジオの気象情報から天気図を作ったりした。いくら調べても梅雨明けが早まるわけではなかったが‥。

 

 

 中1の時、父と奥穂高岳に登った。

 梅雨明け間近ではあったが、すでに上高地から寒かった。

 霧と強風の中、初めて日本第3位の山頂に立った。

 霧で何も見えなかったけど、涸沢への下山途中、すぐ足下で雷鳥に出会うことができた。

 疲れで夕食後すぐに寝たが、父に起こされる。

 山小屋の外に出ると暗闇より星の面積が多いんじゃないかと思うほどの満天の星空だった。標高2500mの星空は一生忘れないだろう。

 次の日、梅雨明けの上高地は、登山客でごった返していた。

 

 今考えると、天気図との睨めっこは自分にとってのアクティブラーニングだったと思う。

 何よりもモチベーションが大事であり、大人から与えられたものではない。思春期の独学性学習も共通してるかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 まるで遠足か運動会前の子どものように、1時間ごとに天気予報(雲の動き)と睨めっこ。TVの予報では一日中雨予報。

 

 ところが、予報が外れてほとんど雨は降らなかった。

 

 

 このツアーは学校で応募しているがプラスワン教育・スクールツアーシップという業者への発注だ。終業式の後すぐに林間学校があるために、林間学校へ行く3年、5、6年の参加申し込みはない。

 1、2年生が多いので、高さに怖がる子が多いかも‥(中学生でも渡り廊下は1/4が怖がる)と思っていたらとんでもない。ものすごいハイテンションだった。

 映画『天空の城ラピュタ』の中で、海賊ドーラの一家がチビちゃん達を人質にした際、子ども達は怖がるどころか、そのはしゃぎぶりに海賊は閉口する‥。あんな感じ。😅

 北京五輪代表の勢藤優花選手がゲートに入ると、

 「金メダルとってね〜」

 「こわくないんですか〜?」

 「女子すごい。かっけ〜」

 トップのテラスから選手の背中へみんな大声出すもんだから、さすがにコーチングボックスから注意しようとすると、全日本コーチの鷲澤さんが「内藤さん、いいから、いいから。」とニコニコした顔で制止された。

 優花さんゴメンね。🙏

 なにしろ二大会連続で五輪出場だから、コーチによっては(私が)怒鳴られても仕方ない。まあ、ヨーロッパ行ったらもっと声援大きいし‥。😅

 

 昨日の熱気球キャンセルを取り戻すべく、なんと2時間半もタワーに上がったまま降りてこなかった。

 やっぱりジャンプ台見学だけじゃなく、生のジャンプは相当インパクトがあったようだ。

 

 見学を楽しんでもらって本当に良かった。そして嬉しい。

 息子が現役でいるうちに、できるだけ多くの人にジャンプの迫力を目の当たりで見てほしいと思う。それは息子を見てほしいというのではなく、ヒルサイズジャンプの迫力に触れてほしい‥という思いだ。

 

 

 

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#内藤智文 #聖徳学園小学校