太田裕美さんと
スピッツ
接点がないようで
ちょっとある
甘く ほろ苦く 儚いニュアンス
太田裕美さんの名曲はたくさんある
『木綿のハンカチーフ』だけじゃない
センチメンタルな曲なら
『夕焼け』『あじさい』『袋小路』etc
明るい歌なら
『青空のサングラス』
今夜は ほろ苦い名曲
太田裕美
『しあわせ未満』
一部歌詞抜粋
20才まえ ぼくに逢わなきゃ
君だって違った人生
白い夏 裸足の君に
声かけて名前きかなきゃ良かったよ
ついている奴 いない奴
男はいつも2通り
はにかみやさん ぼくの心の
荒ら屋に住む君が哀しい
しあわせ未満 しあわせ未満
あー君は連いて来るんだね
自分に自信のない男だが
そんな自分を選んで
ついて来てくれる彼女を
不憫に思いつつ
それでも 二人で生きていく物語
太田裕美さんの甘く切ない声に
筒美京平のポップなメロディー
そして
松本隆の歌詞が 幸薄くて 更に切ない
それなのに
何故か ほのぼのする気持ちになる
しあわせ未満
不思議な魅力のある歌です
同じように
しあわせ未満な
スピッツの曲を一曲
スピッツ
花と虫
『木綿のハンカチーフ』のニュアンスも
仄かに感じられる曲
故郷の「恋人」が
スピッツの歌詞では
故郷の「花」として描かれている
少しほろ苦く
どことなく「しあわせ未満」な感じが
儚く 切ない
それでも
ラストのフレーズは
「爽やかな 新しい朝にまみれた」
と 希望の光で〆ている
ただ…
ラストのこの歌詞を
自分は 未だに消化出来ていない
スピッツにしては
珍しく ◯◯◯ の世界になってる
太田裕美さんの
『木綿のハンカチーフ』をカバーしてくれて
嬉しかったなぁ