「絵のない絵本」はアンデルセンが
1839~55年に書いた童話。
日本では江戸時代の終わりだね。
アンデルセンといえば、
人魚姫、親指姫、みにくいアヒルの子、、
赤い靴、すずの兵隊、、うん読んだ読んだ!
わー、、裸の王様も、マッチ売りの少女も
アンデルセンなんだなぁ。。スゴイ。
私は、エンドウ豆の上に寝たお姫さま が
なぜだか、とても好きだったっけ。
でもコレは初めて読んだ。
なぜ「絵のない絵本」なんだろう。
この本、とても薄くて、
「第一夜」から「第三十三夜」のタイトルで
短~~いお話が並んでいる。
話し手は絵描きの青年で、
唯一の友である月が、毎夜部屋を照らし
見てきた様々のことを話してくれるんだ。
でも、「絵のない絵本」は文字だけの童話。
挿し絵も無し。
く~~。だから絵のない絵本なのか。
このお話たちを本当に「絵」にしたら、
どんなだろう?? 見たーい! ('ε'*)
と、思ったら・・・●美智子のショールーム
というサイトを見つけました。
イメージぴったり、とても素敵な絵の数々!
他にも沢山の作品が公開されていたので
何点かお借りしつつ、
リンクでご紹介させて頂きます。
とても綺麗で可愛いけれど、哀しい雰囲気で
うっとり眺めていたくなる、繊細な絵。
そして、この童話もなんだかとても
大人向けで、宮沢賢治に似てるんだなー。
というか、宮沢賢治がアンデルセンの
ファンだったんだろう。
鳥も風も町も、あたりまえのように人間と
話をするのが、とっても良いね!
月や風は、ず~っと昔の過去も見ていたし
遠い外国のことも教えてくれる。
それでいて、どんな小さな路地裏で起こった
こともちゃーんと見ている。知っている
死と生の話が多いのも似ているなぁ。
結構悲惨で、可哀相な現実描写、、
「死んでしまいました。」 なんて、
宮沢賢治と同じく、さらっと書いてるし。
死は特別なことじゃない、のかな。
月は何万年も地球をぐるぐる回り
ずーっとずっと、全てを見てきた。
太陽からは決して見えない
夜の地球。影の部分。
月っていいよね。
エレカシが、ついに、ついに、
「日本を代表する国民的ロックバンド」とか
言われちゃうようになったんじゃ!
赤羽駅の発車メロディは、今日から
「今宵の月のように」 と 「俺たちの明日」
いやぁ、照れますなぁ。(*^.^*)