明を建国した、朱元璋。
なるほど、明の朱元璋が=洪武帝(AD.1368)
で、後漢の初代、劉秀が=光武帝(AD.25)
ただの「武帝」は沢山いて、通常一番有名な
前漢の孝武皇帝、劉徹(BC.145)を指す。
ようやく、区別がつきました。
朱元璋という人、実は全く知らなかったの
だが、めちゃめちゃドラマな人生なのね。
卑賤な農民から、皇帝に成り上がったのは
漢の高祖劉邦と、この朱元璋だけで、
幼い頃からの仲間と、良き軍師を得て勢力を
伸ばす所も、劉邦そっくりだし、
途中、3つの勢力が鼎立。
劣勢の河戦で火計を用い、逆転勝利する所は
まるで赤壁の戦い。
三国志の劉備を見るようだし、
軍規は超厳しく、略奪暴行したら、即処刑。
でも、民が安心して暮らせる国の基礎作り。
信長であり秀吉であり、家康でもあるし、、
まるで立身出世のデパートや~。(*^^*)
ところがこの朱元璋さんの話で
何かと強調されるのは、お顔がこの上ない
悪相だった、ということ。
ニヤリ笑うとぞっとする、、という程で
かなりの迫力と、存在感があったようだけど
顔って、そんなに問題ですかねぇ。。?
まあまあ、よくある顔だと思うよ。
元が乱れて、各地で白蓮教の紅巾軍が
暴れまわり、一番大きな勢力を勝ち取った
朱元璋軍が、とうとう元を倒す・・・
というアウトラインは解ったし、
朱元璋ってスゴいやん!って思ったけど
その後のこととか、社会的な意義とか、
なんか、、この本、特に感動する深みが
なかった。 ブワッ σ( ̄∇ ̄;)