終戦の24時間を描き、好評を博したのは
1969年7月。ずいぶん前だ。
すると夢枕に白服の山本五十六さんが現れ
開戦の24時間もちゃんと書いてくれ~。。。
ヒュードロドロ~。。((/_;)/
か、書きますぅ~とうなされる。 (~O~;)
その約束を、ようやく36年後に果たすことが
できたこの本。 夢の中で五十六さんは
「無念の24時間」と言っていたそうで。。
華々しい奇襲の大成功で日本国民は沸き
上がり、皆が喜んだこの日。でも、作戦
立案者の五十六さんにとっては本当に、
本当に、無念な一日だったんだ。
もともと真珠湾攻撃ってメインじゃなくて
南方作戦の援護射撃なんだね。
アメリカから石油を切られてしまい、
「無念の24時間」と言っていたそうで。。
華々しい奇襲の大成功で日本国民は沸き
上がり、皆が喜んだこの日。でも、作戦
立案者の五十六さんにとっては本当に、
本当に、無念な一日だったんだ。
もともと真珠湾攻撃ってメインじゃなくて
南方作戦の援護射撃なんだね。
アメリカから石油を切られてしまい、
資源獲得のために南方進出する。その奇襲の
最中に本土空襲されたらどうする!?
やるなら絶対! 同時に真珠湾だ!!
後から追加された超隠密作戦だったため、
各国はフィリピン攻撃のみ予想していて、
真珠湾は本当に、全く意表をついた。
最中に本土空襲されたらどうする!?
やるなら絶対! 同時に真珠湾だ!!
後から追加された超隠密作戦だったため、
各国はフィリピン攻撃のみ予想していて、
真珠湾は本当に、全く意表をついた。
日本の外務省用パープル暗号機の部品。
(アメリカ国立暗号博物館)
もっともルーズベルトは知っていた・・・
という「大統領の陰謀」説も充分あり得る。
でも現場は全然知らなかったからね。
その辺のアメリカ側の大人の事情、時々刻々
(アメリカ国立暗号博物館)
もっともルーズベルトは知っていた・・・
という「大統領の陰謀」説も充分あり得る。
でも現場は全然知らなかったからね。
その辺のアメリカ側の大人の事情、時々刻々
推移する外交交渉、暗号解読、などが
この本にはたくさん書かれて興味深い。
和解の為の甲案・乙案はおろか、
この本にはたくさん書かれて興味深い。
和解の為の甲案・乙案はおろか、
開戦通告まで筒抜けだったこと。
アメリカ側の暫定協定案がボツになったのは
中国の大反対があったから。。そして
今まで知らなかったアメリカ側の会議の様子。
コレ重要だなぁ。
そして開戦僅か12日前のハル・ノート。
アメリカ国務長官コーデル・ハルが示した
10個条の対日要求は、到底ムリな内容で
日本は最後通牒と理解する。
コーデル・ハル
マレー半島上陸&真珠湾攻撃の両面奇襲は
1941年(昭和16)12月8日未明。
「ついにやった!」
日本国民は鬱屈した気持ちを解放したような
爽快感を抱いた。万歳万歳!!
誰もが快哉を叫び、一気に高揚したそうだ。
ところが沸きに沸いたのは、アメリカも。。
ルーズベルトは格好の参戦口実を得て、
国民感情は見事に一致!ガッデムジャップ!
リメンバー、パールハーバー!
アメリカの参戦を、何より待ち望んでいた
英チャーチルも喜んだし、中国蒋介石に
至っては狂喜したと。、、なんだかなぁ。
(ー。ー#)
蒋介石・ルーズベルト・チャーチル
そして英、ニュージーランド、カナダ、中国、
ギリシャ、ユーゴ、仏、、続々日本に
誰もが快哉を叫び、一気に高揚したそうだ。
ところが沸きに沸いたのは、アメリカも。。
ルーズベルトは格好の参戦口実を得て、
国民感情は見事に一致!ガッデムジャップ!
リメンバー、パールハーバー!
アメリカの参戦を、何より待ち望んでいた
英チャーチルも喜んだし、中国蒋介石に
至っては狂喜したと。、、なんだかなぁ。
(ー。ー#)
蒋介石・ルーズベルト・チャーチル
そして英、ニュージーランド、カナダ、中国、
ギリシャ、ユーゴ、仏、、続々日本に
宣戦布告。世界地図が一気にスッキリ明確化。
スッキリしないのは当の五十六さん・・・・
大使館の怠慢により開戦通告が遅れたことを
スッキリしないのは当の五十六さん・・・・
大使館の怠慢により開戦通告が遅れたことを
ひたすら憂える。無念だ。無念だ・・
半藤さんを金縛りにするくらいだから、
よっぽど無念だったんだろう。。
そして、勝てないと分かっている戦争を
始めてしまった。。。。これこそが一番、
無念だったんじゃあないかなあ。 (/_;)
半藤さんを金縛りにするくらいだから、
よっぽど無念だったんだろう。。
そして、勝てないと分かっている戦争を
始めてしまった。。。。これこそが一番、
無念だったんじゃあないかなあ。 (/_;)