●2015エレカシ野音・秋 @日比谷野外音楽堂 | ★50歳からの勉強道~読書録★

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本は友達。一冊一冊を大切に記憶に留めておきたい。

やって来ました!
一年ぶりの日比谷野外音楽堂。
エレファントカシマシライブ。2015秋。



しかも今日は中秋の名月。


満月の下で聴く「今宵の月のように」


NHK東京放送児童合唱団出身の正しく
伸びやかな歌声が、夜空に真っ直ぐに、、
、、溶け込むね~



やっぱエレカシの野音は格別だあ。









今日はのっけから絶好調の宮本さん。



声も良かったし、雄叫び具合も最高潮で、
今回DVDが出たら必見の出来だぞ~。




“生命賛歌”も良かったなー



「そいつは立ってた。そして突然現れた」
「オマエハナンダ?」



何だ?ってコレ、なんと古墳の歌。
古墳で絶叫するロックバンドも少ないと
思うが、大迫力の大好物ソング♡



ひょうろく玉のドタマぶっ飛ぶ土地の愛
俺はつっ立って泣いた。


恐らくは日本人と呼ばれる以前の
死に絶えしヒトビトの祈り有りて
オンボロの想いを乗せた
“インテリジェンス”の亡霊を
オマエ嘲笑う。
精一杯のヒトの生命賛歌を。


ナナンナンナンナデュダンドュンドュワ~#@\%$&+ :@\・
.・・・・ナナナナードワ~ァ!!!!!!!




という、訳のワカラナイ宮本節が
またタマラナイ!



なにしろ10才の時、NHKみんなのうた で
「はじめての僕デス」というシングルを
出している。昔から歌が上手かった。



有らん限りの声を振り絞る絶叫、雄叫びも
この基礎歌唱力がベースになって
いるんだろう。響くんだ。ズンと。









宮本さんは森鴎外の歌も書いている。
「歴史」という歌。



歴史・・・青年期あらゆる希望を胸に、
いきり立って人に喧嘩ふっかけた鴎外。
以後、官僚として栄達をのぞみ、ドロドロ
した権力闘争にも身を置いた鴎外。


歴史・・・名作「山椒大夫」、そして
「渋江抽斎」に至って輝きは極限に達した。
凄みのある口語文は最高さ。

・・・・・・♪♪♪





真似して「渋江抽斎」を買ってみたが
難しくて挫折した、、というのが
ファンの間では、あるあるになっている。



もちろん私はまだ手にも取っていないが、
そのうち、きっと読んでみせるぞー







今日はギター石くんの、ビニールみたいな
パッツパツの短パンが終始気になった。
なんなんだ、あれは?    (*´ω`*)