●宇宙の果てのレストラン @ダグラス・アダムス | ★50歳からの勉強道~読書録★

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本は友達。一冊一冊を大切に記憶に留めておきたい。

銀河ヒッチハイクガイドの続き。


相変わらず支離滅裂なキテレツぶりで、
銀河から銀河へ惑星間を移動、
いや時空間も移動し始めた。


なので、宇宙の果てにあるレストラン
「ミリウェイズ」の説明も時制が入りくんで
ややこしい。


「巨大な時間泡に封じ込められて宇宙が終末を
迎える瞬間に時間的に前方投影されている。
だから客は遠事前時予約なしに、
好きな時に来て席に着いているであろうことができるかもしれる。本来の時間に戻ったるであろうあとの前に、予約は入れているなるであろうことができる。」


パニクらないでね。


そして今回は、所得税の進む時空連続体の
特殊理論が純粋超数学的に評価されるほど
莫大な収益を上げる
ロックバンドのコンサートに巻き込まれる。


宇宙開闢以来、銀河系で最もやかましい
プルトニウムロックバンド〈激甚災害地〉は
ギャラカッカ精神帯の出身で、バンドの
スター、ホットブラック・デシアートは
節税対策のために一年間死んでいる。


スピーカーの8キロ以内にいると死んでしまうので、宇宙船からリモート演奏され、
機材は中性子位相スピーカー、地震アンプ、
光子アジュエイター、ベース起爆装置、
巨大爆発ドラムコンビナート、弾道シンバル、原子力ギター。


歌のクライマックスに合わせてサンダイブ
(太陽飛び込み)をする宇宙船から
間一髪でテレポート。


パニクるな!


そして行き着いた惑星で、またしても
あらゆるものの問いの答え“42”に遭遇するが
その“問い”が何だか、ワカラナイ!


ほわい!なぜ!


つづく。