〜 身体と心が喜ぶ心地よい着付け 〜
こんにちは。
名古屋の着付け教室【ふぇりちた】のかほ、こと、河西美穂です
緑区・名東区藤が丘で少人数制のレッスンをしています。
東洋医学を取り入れた体に優しい着付けで、気軽に着物楽しみませんか?
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浴衣初心者さんから、ご質問をいただきました。
「浴衣を着ると首が短く太く見えちゃいます。
すっきり着こなしたいのに」
うんうん、浴衣もいろいろな着こなし方がありますが、大人の女性としては、すっきり上品に、でも、艶っぽく着こなしたいですよね。
そのために大切なのは、襟の位置です。
まずはふた通りの着こなしを見比べてみてください。
襟元の印象が違うのがおわかりになられたでしようか?
これ、違いはたった一つなんです。
上は首に襟が乗っていて、下は乗っていない。
それだけでここまで印象が変わります。
上は男性的でスポーティな感じですよね。
これが悪いわけではないんですよ。
実際、昭和にはこんな着方が流行った時期もあるんです♪
あくまでも好みの問題です。
が、
女性らしいたおやかさで、首を長く見せたい!
のであれば、首に襟がかからない着方の方が細く長く女性らしく見えます。
この着方の違いは、前から見た印象だけではなくて、衣紋の抜き具合にも関係します。
襟が首に乗っている着方と乗っていない着方の前から見た感じはこちら。
それを横から見てみましよう。
衣紋の抜け具合もかなり変わりますよね。
やはり、首に襟がついて乗った着方のほうが、衣紋の抜き具合もスポーティ。
かっこよさはありますが、その分、なよやかさはかけてしまう。
そしてなにより、首の長さが違ってみえませんか?
襟元をすっきり首長に女性らしく見せたいのなら、襟は首に乗せないこと。
それだけでグッと印象が変わってきますよ♪
そして、少しだけ難しいお話をすると、首に乗せない着方が着物の形にはあっています。
つまり、乗せないほうが他の部分もの自動的にすっきり着られるということ。
女性の着物はもともと、女性らしくエレガントに着られるような形になっています。
体と着物の仕組みに合わせると、自然とエレガントな襟元になりますよ♪