論理的考察 | 現実を見つめ理想に向けた一歩を

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「それはできないと思う」という言葉を英語にすると
 
I think I can't do it.
は、間違いで
 
I don't think I can do it.
が、正しい。
 
中学校の英語でもそのように習う。
 
 
 
ネット上で、その説明や理由があるがあまり的を得た答えはない。
 
 
論理的に考えると理解できる。
 
「肯定」的表現と「否定」的表現が一つの文に出てくるとき
表現の順番としては
 
・「肯定」+「否定」

・「否定」+「肯定」
の方法がある。
 
一般的には、「否定」+「肯定」 を使う。
 
 
 
なぜか、
否定してそれを肯定するということは否定が正しかったことになる。
肯定してから否定すると肯定は間違いで否定に頭の中で変えなければならない。
 
 
例を挙げると
 
 
・「否定」+「肯定」
 
(日本語)できないと思う 
(英 語)I don't think I can do it
 
(日)できない -> 正しい
(英)思わない -> 正しい

 
・「肯定」+「否定」
 
(日)できると思わない
(英)I think I can't do it
 
(日)できる -> 否定  できない
(英)思う  -> 否定  思わない(できると)
 
 
 

人間、どんな言葉でも、頭の方から意味をとらえていくということを忘れてはいけない。
 
日本人特有のひっくり返して日本語に訳する習慣をつけていると思考の合理性を見失う。
と偉そうに書いたが、英語以外の言葉でもその理論が通用するか興味がある。
他の言葉を知っている人がいたら教えていただければ幸いです。