長文読解力の低下 | 現実を見つめ理想に向けた一歩を

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OECDでは各国の15歳児童を対象に学力調査を3年毎に行っている。


15年度の読解力の日本の順位が8位で前回の4位から大幅にダウンした。
特に長文読解が低下したとの報道があった。


低下の原因をスマートフォンでネットを見る機会が増え、短い文章や動画などに接している、一方スジだった長い文章を読む機会が減ったとしている。

 

ネットの出現が日本語の文章の書き方を変えてきていることは実感している。
 

特にスマホのような小さな画面では長文を表示するのは抵抗がある。

長い文章は敬遠されて読まなくなる。
 

一つ一つの文章は短くなる。
図形や動画で説明できるものは、文章の代わりに図形、動画を使う。

 

 

本は体裁を考慮して、文書の量が多くなる傾向がある。
一方、ネットは、長くしすぎると敬遠される。

 

本は読者が自分の金で購入するので少ない文章量では売れない。
無料で見るネットは、自分に必要な個所だけ見るので、必要な情報だけあればよい。

 

 

今後、ますます本離れが進むと思われるなか、
ネットの情報はますます動画や短文が多くなる。

 

サイトの比較

例えば、次の2つの同じテーマのサイト、1つはPC時代の旧来のサイト、
もう一方は動画を多用したスマホ用のサイトである

 

サイト1(旧来型PC用サイト)

 

サイト2(スマホ時代のサイト) 

 

比べてみて、ますます活字離れが進むと思われたのではないでしょうか。

 

長文読解力を向上させるには本を読むのが一番であるがネット全盛の今の時代には難しい問題である

 

 

 

 

 

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