まいんどふるねす | Aussie Physio (オーストラリアの理学療法)

Aussie Physio (オーストラリアの理学療法)

日本で理学療法士として働いた後

オーストラリアでPhysiotherapist (理学療法士)になるために渡豪

そんな日々の中での気づき

人生のゴール設定のはなし

今日の大学での一コマ
僕らが患者さんへゴールを設定するときって
僕らが患者さんが何が必要で
どうなりたいのかってのをベースに考えて作ってくもの
一方通行じゃもちろん最善のものは作れない

じゃあゴール設定が決まったら
今度はなにするのか
ゴールに到達するためには目標設定が必要
小さいゴールを立てていくことが
ゴールに到達するための唯一の手段

これは人生でも例えられること
ゴール :  例えば旅をしていて目的地Aに行きたい
それには方向性が必要 : 例えばそれが西の方向

方向性は西に進むこと(value-価値)
目的は Aに到達すること

じゃあどちらが先にきて
どちらが先に成し遂げられるのか

もしかしたら西に進むことに終わりはないかも
それは成し遂げることができないかも

でも  きっとおそらく目的地Aには着けるかも
じゃあ西に進むことの価値ってなに?

多分そこが僕らが見落としてるところなんだと思う

どういうことかっていうと

例えば今日僕は4キロ走った
それは健康のため?理想の身体作りのため?
その走るっていう行為の先にあるものに対して
意識が向かってる

でも走ってる時の
その走ってるっていう行為にあまり気が入ってない

走ることを楽しむんじゃなく
その先にあるものを楽しみにしてるが故に
「いま」という価値ある時間と経験が
自分のゴールにたどり着くための
ただの過程となってただ過ぎていく


 例えばいま学校で勉強してる人がいるとする
それは自分が将来なりたい理想の姿のため
これが終われば将来はきっと……

今辛いなと思いながらもやってることがあるとする
きっとそれも将来の自分もしくはヒトのため

それって間違いじゃないし
それが努力するための起動力になる

僕らの社会っていろんな人からの期待や
自分がどうなりたいかっていう気持ちから
そういった意識が向かってる先が

過去からくるものだったり
未来へ向かうものだったり

だけどそれが
「いま」っていう時を薄れさせてる

英語でmindfulness っていう言葉がある
Meditation (瞑想)とかでよく使われる言葉
being in present って言われたりするけど
要は「いま」に存在すること

ゴール設定することは大事だけど
その過程「いま」を楽しむことは
ゴールに到達して満足感を得るのと
同じくらいに大事なんじゃないかな

「いま」自分がやってることを
楽しめるようになると
人生って本当に楽しくなるんじゃないかなって
今日走りながら思いました

さぁ寝ようzzz 睡眠最高 おやすみなさい⭐️