再確認 | Aussie Physio (オーストラリアの理学療法)

Aussie Physio (オーストラリアの理学療法)

日本で理学療法士として働いた後

オーストラリアでPhysiotherapist (理学療法士)になるために渡豪

そんな日々の中での気づき

お久しぶりです!

日本に3週間ほど帰国してました☆

家族や友達と会って、たくさんの素敵な時間を過ごさせてもらいまた充電完了でこれからの仕事も頑張れそうです☆何より休み前は体に疲れが溜まってたんだなぁってのを実感しました。


そんなこなでオーストラリアに帰ってきてから早2週間が経ちました。また理学療法のことですが、最近クリニックに来られた患者さんのお話です。結論から言うと、とてもはがゆい気持ちです。

今回の患者さんは40代の女性で、主に右の座骨神経痛を訴えてこられた方です。

話によると、症状はここ数年浮き沈みしていたらしいのですが、6ヶ月程前から症状が悪化しDrを診察。その後、MRIの撮影を進められ腰部の椎間板ヘルニアなどの退行性変化が L3/4, L4/5, L5/S1で認めらる。

さらに、それらの”画像所見”から左側の方が重度である
とされ、ステロイド注射も実施。

患者さんの話によると、症状は右下肢がメインであり左下肢の痛みはほとんどないとのこと。

。。。。なんどもDrに話をしたようですが、Drは左下肢の方が重度であるためその画像所見をメインとした治療で再度ステロイド注射を進められ、そのことに嫌気がさしその後の治療を断念、理学療法を受診するに至りました。

最近では、腰痛治療の画像所見の見解において、判断には注意を要するという文献をよく目の当たりにします。

今回のケースは、まさしく「画像所見」ではなく「患者さんの声」

聞かなければいけないことを再確認させてもいました。

画像所見が全て間違っているとは思いません。時にはそれが重要な情報を与えてくれることは間違いありません。その辺をきっちりと判断していけるセラピストになれるようこれから努力していきます!!


読んで頂きありがとうございました。