一本の鉛筆 ~祈る~ | YU-MEとChanson(シャンソン)

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酔いどれ歌うたいのネガティブライフ

 

私は祈る。

 

 

 

無慈悲に踏みつぶされた沢山の生命と

それでも逞しく生きた生命に祈る。

 

 

 

1945年の8月6日に祈る。

 

 

時を超えて

2019年12月、広島。

 

 

産業奨励館

通称、原爆ドーム。

 

 

青空を突き刺すように建っていた。

 

 

私は物事を否定することが

あまり得意ではないけれど

 

 

 

これだけは断言できる。

 

 

断固として

戦争は反対です。

 

 

 

 

 

さて今日の一曲は

美空ひばりさんの曲から

”一本の鉛筆”

 

 

 

一昨年の録音です。

クミコさんバージョンで歌わせて頂きました。

 

 

 

よろしかったらお聞きください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母ちゃんに会いにゆく。

息子のちょたと一緒に。

 

 

 

だけどやっぱり

元気がなかった。

 

 

 

”なかなか良くならない…”

 

 

 

そう言って泣いていた。

 

 

 

細くなった肩をさすって

マスク越しに笑顔を作る。

 

 

 

”大丈夫だよ

すぐに良くなるよ”

 

 

 

それはまるで

祈りのような言葉。

 

 

 

大丈夫

きっと大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

YU-ME