昨日は日本酒控えてビール飲んでたし、二日酔いにならないようにお茶がぶ飲みしてるので、夜中に何度かトイレに起きた。このカプセルホテル、マジでジャングルジムみたいに上の段に登るので、酔っ払ってたら10回に1回は落ちるかもしんねーってくらいにはかなりアクロバティックなフォームでよじ登ってた。
ビジホでよくあるすっぽり着るだけの館内着だから、あんまり足開くとぱんつ見えそうだよー。女性専用フロアだからいいけどさー。私はそこそこ運動してる人間だからいいけど、この年齢の女性だったら稀に登れない人もいるのではなかろうか…
でもまあお茶のおかげか、多少の頭痛くらいでえづいたりなんてこともなく起床。シャワー浴びてウェアに着替え、コンビニでドリンクと朝ごはん買って、バスで会場に向かう。風がすでに強く、コースでもある定禅寺通りでは結構大きな枝がパラパラと落ちて来て、当たったら危ないレベル。これからさらに風強まるって聞いてますけど、大丈夫なのか?
スタジアムは招待選手・S・Aゼッケンと、それ以外は待機場所が違う。入り口には警備員さんがいて、関係者以外立入禁止。私はエリート(S)なので、念のため「ここの入口はどういう人用ですか?」と聞いたら、「招待選手とかプロの実業団選手とか」と言われ、仰天して「S(の一般市民)ですけど入ってもいいのですか?」と聞いたら「もちろんです!」と言われたwあんまりスタート前からびびらせないで〜
今朝仙台入りしたみかどさん(A)と合流して、一緒に準備運動とかアップする。正直、ジョグでハァハァ息が切れる 気温は上がる、風は強くなる、レディースデー2日目(1ヶ月の中で体調最悪の日)、酒は残ってないとは断言できない。もうだめだ俺は終わりだ走っても無駄、走りたくない、嫌だ、死にたい(こういうネガティブな気持ちもレディースデーの一環な気がする)。
でもこの後、川内優輝さん見つけて握手して少しお話して、「川内さんに触っちゃいましたフヒヒッ」とテンションが上がる(レディースデーで情緒不安定)。
とりあえずみかどさんと一緒にスタートラインに向かう。Sの女子なんてほんの少ししかいなくて、東京の知り合いが2人もいた(顔だけ知ってて喋るまでもない知り合いはもう少しいた気がする)。
どうせクソ遅いんだからコースの端っこにいればよかったのに、無駄にど真ん中に位置取ってしまった、多分スタートして後ろから速い人に突き飛ばされる、ヤベッ、どうしよ と思っているうちにスタート。
案の定、何人かの男子にぶつかられ、手で叩かれたり押しのけられたり、何で普通に抜いていかないでわざと叩くんだろうと思いながら怒る気力もなく淡々と走ってたら、後ろのAブロックから上げて来たみかどさんに並ばれた。
みかどさんは背中のゼッケンが3箇所破れてもうベローンと剥がれかけてる。後ろのブロックの人たちは私なんかよりももっと過酷な戦場を潜り抜けてるんだ…と思ったら、叩かれたり押し除けられたことなんかどうでも良くなった。(後で聞いたら目の前で数人が転倒し、避けようとしたら後ろからぶつかられゼッケン引き破られたのだそう)少し声を掛け合って、みかどさんはどんどん先に行く。
マリオのコスプレをしたみかどさんは沿道からも大人気で、声をかけられてはマリオジャンプなんかして見せたりして、楽しそうに走って行った。姿が見えなくなってからも、子供達が「マリオいたね!」とか話してる声を聞いては(みかどさんは元気に走っているらしい)と勇気づけられた。
給水は5〜4キロごとくらい。全部取る。がぶ飲みする。水は頭からかぶる。とはいえ、思っていたほどの太陽ギラギラの暑さではなく、風も想像していたほどの酷さではなかった。多少の緩いアップダウンがあって、登りはペース落ちて抜かれて、下りは得意だからキシャァァッと抜いていく。
スライドのところでみかどさん見つけて励まし合う。それ以外はほんとに淡々。思っていたよりは走れてる。せいよマラソンの疲れも感じず、レディースデーの心身不調もなく、とても落ち着いて淡々と走ってる。
沿道で応援してくれるって言ってたダダさんたちいないな マラソン走ったことないし、車移動の人たちだし、交通規制もあって難しかったかもしれない。まあそこは仕方ない。遊んでくれるだけで大変ありがたい。応援は別に来てくれなくても大丈夫…。
と思ってたら、残り2キロくらいのところで名前呼ばれた気がした。ダム子さん。この場所でその名前で私のことを呼ぶ人は2人しかいない!ほんとに応援してくれてた!
正直もうきつくて辛くて思ったほど女子抜けなくていいやもう成り行きで終わろうとか思いながら下向いて走ってたんだけど、いうほどペースは落ちていない。まだ2人の前をカッコよく走り抜けることは多分できる!と思って、手を上げて応援に応えた後、しっかり前を向いて走り抜けた姿がこの写真。我ながら悪くないフォームな気がする! 冬の間中(スノーボードのためだけに)腹筋しまくった成果かな!?
私を応援してくれてる人がいる。昨日親方は暑い日中のレースを走る私のためにしじみ汁出してくれたり、牛タン一皿多く出してくれたり、とにかく精をつけさせようと気を遣ってくれた。諦めてる場合じゃねえという気持ちになった。視界に女子は2人いるだろ。全員抜くぞ
なんだけどー 私は仕掛けどころを誤ったね。最後の方はコースがクネクネして、どこがゴールなのかわからんくて。競技場入ったらもうすぐゴールゲートだと思ったから、早く仕掛けないと間に合わねえと思ったのに、まだ300mくらい走らせるじゃーん もう足も呼吸も限界だよー! でもペース緩めて抜き返されるようなみっともないのは絶対に、死んでも嫌だ!!
とにかく必死にゴールに駆け込んで、何とか逃げ切ったと思う。1:34:37。種目42位。何とかコースの隅の邪魔にならないとこまで歩いて、四つん這い。からの座り込み いつものよーに救護の人に声かけられたけど、大丈夫ですんで、ご心配をおかけしてすみません…。ちーと振り絞っただけ…。
みかどさんと会って、少し時間があったので、ダダさんとヘンタイさんに引き合わせることができた。みかどさんは私より昔にねぶたに参加してたライダーさんで、2年前にヘンタイさんがスマホ置いたまま船橋で行方不明になった時に、捜索を手伝ってくれた恩人なので、何とかして引き合わせたかったんだー。
みかどさん仙台駅に送ってから、汗流してご飯! ダダさんがずっと気になってたけど1人では入る勇気が出なかった怪しげな外観の中華料理屋さん。
でもここ、入ってみたら名前書いて順番待ちするくらいお客さんいて、実際かなり美味しかった! いやー、当たりのお店でした!
少し時間があったので、昔私が住んでいた場所を回っていただいた。学生時代に住んでいたアパートも、ホーネットを買ったバイク屋さんもまだあった。よく買い物してた近所のエンドーチェーンはSEIYUに変わってた。そうなんだよー、私、ほんとに仙台で18〜22歳を過ごしていたんですよ。懐かしくて泣いちゃう
余裕を持って仙台駅に送っていただいたので、ずんだ茶寮でずんだシェイク飲んで、あとはバスで帰京。17:15発で23:10新宿到着だよー。でもこのバス、隣の席と仕切り板あるから、行きのバスよりだいぶ快適!時間かかるけど寝てりゃいいし、OK
仙台楽し過ぎた! また来年もぜひ参加したい!
ていうかみんなに遊んでもらってたから今めちゃくちゃ寂しいや あと、思ったよりそこそこ走れて本当によかった まだもう少し走り続けようって気持ちになるわ。