★第35回マイルCS(GⅠ)
◎ ⑧モズアスコット
○ ⑮アエロリット
▲ ⑬レッドアヴァンセ
注 ②ペルシアンナイト
△ ①ステルヴィオ
△ ③アルアイン
△ ⑭エアスピネル
△ ⑥ジュールポレール
春に安田記念を制した◎モズアスコット。前走スワンSでは休み明けに加えて斤量58㌔。それでタイム差なしの②着。前哨戦としては上々の内容だったと思います。マイルは過去に4戦して3勝②着1回とオール連対。しかも2回1分31秒台をマークしていることからも、1400㍍よりはマイルがベスト。前走パドック見た印象では太いというよりは、ひと夏超えてパワーアップした感じ。前走は強めに追って栗東坂路で51秒台でしたが、最終追い切りでは、馬なりで51秒5。ジョッキーが乗っていたことや馬場状態もあると思いますが、叩いて楽に時計を出せたくらい調子が上がっていると推測できますし、実際に映像を見ても前走以上の迫力のある動き。人気でも中心視したいと思います。
○アエロリットは安田記念でモズアスコットのクビ差②着。ただ、その時は落鉄していたようですね。高速馬場の超スローの瞬発力勝負では分が悪いですが、コース替りとはいえ、今の京都は少し時計のかかる馬場。前々から渋太さを生かす競馬が身上で、いかにもムーア騎手と手が合いそうな印象。
▲レッドアヴァンセの前走は外々を回った分③着でしたが、昨年のマイルCS①着馬ペルシアンナイト(不利があり不完全燃焼でしたが)と、②着馬エアスピネルに先着していることから牡馬相手のGⅠでも通用する力を見せた一戦。しかも、ヴィクトリアマイルではアエロリットに先着していますからね。前走はプラス10㌔。ハードな調教をしても体が減らなくなり体質が強化された印象で、水曜の追い切り後の体重も464㌔。人気はありませんが、一発あっても不思議ないと思います。
注ペルシアンナイトは昨年のマイルCSの覇者。ここ2戦は脚を余して不完全燃焼。今年は大阪杯で②着するなど、4歳を迎えて更に成長している印象ですし、当然上位の一角。ただ、昨年は行くところ前が開きスムーズ過ぎて全くロスがなかった点が若干気になります。