トスカーナのパン | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

イタリア、トスカーナに住んで22年。

 

 

イタリアで初めて齧り付いたパンの印象は

パッサパサでまっずい不安でした。

 

 

日本のリッチな食パンや

フランスの噛み締めるほどに美味しい

全粒子パンに比べると

 

 

何なの?この無味無臭の乾燥したパンは?チーン

って思いましたね。

 

 

だけどね、やはりトスカーナ料理には

トスカーナパンがいいな〜と思う時

 

それはクロスティーニ ディ フェガティーニ

を食べる時。

 

クロスティーニとは小さなトーストしたパン

フェガティーニとは鶏レバーのこと。

 

 

この塩気強目の鶏レバーのパテをのせるのは

やはりパーネ トスカーノがいいね!と思うのです。

 

そしてクロスティーニをのせるには

少し硬くなってしまったようなパンを

トーストすると良いのね。



なぜなら、パンにのせる具材の水分を吸収して

絶妙な歯応えを演出出来るから。



逆に焼き立てのパンだと

この歯応えが出ないニヤニヤ

 

 

トスカーナ料理は、この

硬くなってしまうパンを再利用した

庶民の料理が多いのだけど

 

 

夏はパンツァネッラ

年中通してクロスティーニと

我が家では、もはやトスカーナパンが

硬くなったら作る料理として重宝しております。

 

 

特に鶏レバーパテは大人気♪








これを作るときには

トマトを賽の目切りにして

玉ねぎのみじん切りとバジルの葉を混ぜて作った

サラダも作って

 

彩りよく数種類のクロスティーニを作って

テーブルを華やかに、香り良く仕上げます。

 

 

この目と香りでも楽しめるのが

地中海料理の最大の魅力です。