モロッコ料理で食べたい物★スッファー | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

義姉が入院中、キレッキレに冴えていたあの日、

モロッコ料理で食べたい物を羅列していた時に

言っていたのがスッファー。



こちらは長さ2cmの極細パスタを

蒸し調理してバターを混ぜたものに

粉砂糖とシナモンパウダーとアーモンドを粉砕したものを

上からかけてあるお料理。



お菓子のような

日本で言うと、きな粉のおはぎのような

たけど、結婚式などで牛肉とプルーンのタジンのような

コッテリ味のタジンの後に出てきたりする

主食のような立ち位置の1品。



義姉はある日、サウジアラビアからモロッコに帰ってきて

あなたお料理が上手だから

結婚式のお料理作りに来てよ!

と仕事を頼まれたのだという。


義姉のタジンは絶品だけど

スッファーは作ったことがあったのか?なかったのか?


5Kgのパスタを一気に調理に掛かったら

全部くっついてしまって滝汗

全てゴミ箱行きになってしまった経験を

キレッキレなまま語ってくれた。


前日に作っておいた大量のクッキーも

結婚式当日には、配合を間違えたらしく

石のように硬くなってしまっていて


そのままテーブルに出したのだけど

みんな食べられず、テーブルクロスの下に

大量に捨ててあったエピソードも語っていたびっくり



4人分作るのと

100人分作るのはワケが違うことを

理解しなければならない。


私も昔、学食や給食の実習があったけど

100人分の材料を無駄にしてはいけないので

最初は本当に緊張しながら取り組んでいたっけ。



さて、私は1kgのスッファーを

義姉と同じ間違いを繰り返さぬよう

丁寧に作って蒸し調理は成功ラブ



甘いだけのスッファーも良いけれど

1度、親戚の家で頂いた

鶏の煮込みが添えてあるバージョンのスッファーが

サイコーに美味しかったので、

鶏の煮込みも同時進行で作ったウインク




鶏の煮込みは、たっぷりの玉葱とレーズンで

甘辛に仕上げて

クスクストゥファヤという

この煮込みをクスクスにかけるバージョンもあるのだけど

今回は蒸し上げたパスタと頂く感じ。


モロッコ風に柔らかく煮込んだ鳥肉だけを

オーブンで少し焼色をつけてみたよ。






この煮込みと合わせたお味は

きっと日本人も大好きな甘辛味よ〜おねがいハート



義姉は、パスタだけを

ワシワシ、ワシワシ、嬉しそうに食べていましたデレデレ



スッファーがこんなに好きだなんて

今まで知らなかったから

これから出来るだけ作ってあげようと思います♪