ゲシュタルトの祈り | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

今日はバルセロナのユーミングから

 

「今、真由美さんとライブやっているよ〜♪」

 

とメッセンジャーがハート

 

 

 

ちょうど病院で医療通訳が終わって

他の通訳の同僚と喋っていたところだったので

帰り道にお二人のライブを観ながら帰りましたよ。 







 

 

真由美さんは、先日フィレンツェで開催されていた美術展に

日本から出展しにいらしていたアーティスト飛び出すハート

バルセロナのユーミングが紹介してくれて

フィレンツェでお会いして、意気投合してしまった私達でしたスター

 

 

彼女のお話していることが

今回も共感できることが沢山あって

首をブンブン縦に振りながら聞いておりましたよ。

 

 

その中でも印象的だったのが

「ネガティブはパワーになる」

 

ことと、

 

「ゲシュタルトの祈り」飛び出すハート

 

 

 

生きていると、楽しいことばかりではなく

嫌なことやネガティブなことが沢山起きるけれど

そのネガティブなことは、後にパワーになるというお話。

 

 

 

まさに、私の義姉との同居も

こんなハチャメチャに嫌がらせされているけれど

私は絶対にそれに屈しないぞチュー

 

それを逆にパワーに変えて

自分の生活が向上することに

エネルギーを注いで行ったんだよね。

 

 

もし、私の生活に義姉の存在が無くて

夫と二人、幸せなだけの新婚生活を送っていたら

きっと、その生活に甘んじて「向上心」とか芽生えなかったのでは?

と思っちゃうんだよね。

 

 

屈辱的な経験は、時に

信じられないパワーをもたらしてくれるよね。

 

 

 

 

そして真由美さんが読んでくれた

ゲシュタルドの祈り。

 

 

「わたしはわたしのために生きる。

 あなたはあなたのために生きる。

 

 わたしは何もあなたの期待に沿うためにこの世に生きているわけじゃない。

 あなたもわたしの期待に沿うためにこの世にいるわけじゃない。

 

 私は私。

 あなたはあなた。

 

 でも、偶然が私達を出会わせるなら、それは素晴らしいことだ。

 たとえ出会えなくても、それも同じように素晴らしいことだ。」

 

 

これはパールズというドイツの精神科医が創設した

ゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩で

彼はワークショップでこの詩を読み上げる事を好んだのだそう。

 

 

何かの犠牲になる事なく、自分を大切にすること

他人を尊重すること

健全な人間関係はその上に成り立つという....。

 

 

 

つまり、私がいくら義姉から屈辱を味わわされる体験をしても

私は自分自身を最高に大切に扱っているため

 

義姉が私の事をこらしめたいであろう「彼女の期待」に

絶対に沿わないという「選択」をして

 

義姉が用意する泥沼にのめり込まずに

自分のお花畑を歩くことが出来たのです。

 

 

私は私でお花畑を歩き

彼女は彼女の地獄を歩く

 

そんなことされたとしても

私は常にずっとお花畑を歩いてきたからこそ

今、まだ生き地獄の渦中にいる、義姉のオムツを替えるのです。

 

 

私は絶対に彼女と交わることはないし

常に平行線で生きているのです。

 

私は私のパラレルに生きる義姉から

色々な事を学び

「介護という経験をさせてもらったこと」に感謝するのです。

 

別に義姉に直接感謝しているワケではなく

その人生劇場を用意してくれた

今生に感謝するのです。

 

 

そして義姉が存在していても

私と夫との夫婦生活には全く関係なく

私達は同居しながらも、平行線上で生きているのです。

 

 

よく、そんな状況で同居できるねチーンと言われるけれど

私と夫は、義姉の人生と交わることはないので平気なのです。

 

 

そして目の前で繰り広げられる地獄絵図のような義姉の人生とは関係なく

私と夫は楽しくやっているのですオーナメント

 

 

このゲシュタルドの祈りが

私の人生全てを説明してくれているのです。

 

 

この詩を読み上げて教えてくれた真由美さん、ありがとうハートのバルーン

そしてそれをいつも繋いでくれるユーミング、ありがとうふんわりリボン


このゲシュタルトの詩は

親と子の関係にも当てはめて考えられるよね。

 

 

親が子供を支配できると思っている人がいるけれど

実は子供は、子供の人生を勝手に生きるのだということ。

 

 

全ての人間関係の線引きを

サッパリ簡単にしてくれそうな

このゲシュタルトの詩を

 

苦しんでいる人は是非、

ご自分の人生を当てはめて

頭の中をサッパリさせてみてね乙女のトキメキ