日本の学校のレベルって凄いよ。 | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

日本の学校の勉強のやり方は

全てのテストが筆記だったり

暗記していればマークシートで書けちゃったり

 

私がイタリアに留学した後

振り返ってみると、少し疑問に残るところがある。

 

イタリアでは殆どが口頭試験なので

論理的に物事を把握して

人前で根拠をもとに説明する力が付く。

 

もちろん口で説明できれば

筆記試験だってある程度は書けるだろう。

 

日本のひっかけ問題みたいなものは

きっと教習所で運転免許証を取る時にだけ

クイズ形式の勉強をしているのを見たことがある。

 

 

こういった勉強以外の

日本の体育、家庭科、書道、図工など

これらの授業のレベルは素晴らしく高いと思う。

 

 

今日は、日曜日の恒例、息子の陸上競技の試合に

高速にのって隣町に連れてきて

私は椅子のない硬い、階段状の観客席で

お尻が痛くて苦しみながら数時間観戦していたのだけれどチーン

 

 

イタリアの子供達は日本の学校の体育の授業で

当たり前のように習うハードルの飛び方を

プライベート陸上スクールで

お金を払って習っているのに「知らない」。

 

 

本当に、可哀想なくらい

みんな飛び方を知らずにハードルを飛んでいるのだ。

 

飛び方を知っている人はダントツで一位になれる。

 

ハードルは飛び越える前脚は真っ直ぐ垂直に伸ばし

もう片方は、やはり90度に近く膝を折りながら

土面に平行になるよう開きながら飛び越える。

 

それがこちらの出場者の殆どが

ハードルの練習を一度もしたことがないのか?

ヒョコッ、ヒョコッと

あり得ねーフォームで飛び越えているのだ凝視

 

これじゃぁ、タイム伸びないよねーもやもや

 

 

 

 



 

 

 

息子は走り幅跳びと

400mのリレーに出場予定だった。


リレーの練習もほぼ付け焼き刃状態で

直前にバトンを渡す練習をしていたポーン

 

 

何故なら、息子の所属する陸上組織は

フィレンツェに同じ組織化で2チームあって

普段は別々の競技場で練習しているので会うことはない。

 

しかし、こうして大会があると
同じ組織名のもと、同じユニフォームを着て

選手もごちゃ混ぜで出場したりするのだ。

 

 

なんとそれをリレーで

4人の選手を2チームからごちゃ混ぜで出場させた。

つまりこの4人で走るのは今日が初めてなのだというガーン

 

リレーとは、バトンを渡すフォームを

何度も練習して、そこで失速しないように

スムーズにバトンをタッチして走り続けるものだ。

 

それを、息子はYouTubeを1度見ただけで把握し

本番でも同じような動きを

付け焼き刃だって練習してシュミレーションできた。

 

 

スタートのピストルが鳴って

1番手はトップで入ってきた。

 

息子にバトンが渡され

2番手の息子もトップでバトンを渡した。

 

しかし3番手はバトンの受け取り方を

何度教えても理解出来なかったらしく滝汗

下の方で手を構えていて息子がバトンタッチに手こずった。

 

 

そこから我がチームはビリに転落指差し銃

4番手は頑張ったけれどビリのまま終了〜不安





 

幼稚園の頃、私は運動会でリレーを走らされ

バトンをもらった途端に逆走した話は有名だびっくり

 

そんな私が言うのもなんだがニヤニヤ

私達、日本人は幼稚園の頃から

リレーの練習をしているのだ。

 

だから、幼稚園ではパニクって逆走しても昇天

小学生、ましては中学生にもなれば

リレーのレベルは相当高くなっているよねウインク

 

 

なんていうか

自分が出場する競技を

まともに練習したこともなくて

 

しかもYouTubeがあるこの時代

いくらだってプロの走りを見てシュミレーションできる時代に

ボーッと出場だけしてくる意識低い系が一人いることで

ビリに転落って、チームが可哀想すぎるー笑い泣き

 

 

ってことで、日本の学校のスポーツのレベルは凄いよ。

運動音痴の私は泣いたけれど

それでも基本的な知識のレベルは

イタリアに比べたら相当高いよおいで



お金払って陸上クラブに所属させているのに

普段一体何を練習しているのやら…。マジ意味不明看板持ち

日本の体育の先生を派遣してあげたいくらいよおねがい