今日は腰痛の中学生のお宅に伺いました。
腰でもやや上の方、背中に近いところでの腰痛とのこと。
股関節や膝、足首などチェックしていると、
彼の足がかなり内反していることが分かりました。
内反とは…↓
※バスケ少年の名誉にかけて、この写真はご本人のものではなく、
後でうちの息子をショートケーキで釣って撮影したものです＾＾；
いつも施術に夢中になって撮影を忘れちゃうんですよね～（汗）
うちの息子の汚い足で失礼します～ｍ（＿）ｍ
両足とも足首の関節の外側の靭帯が伸びて足先が内側に向きやすくなっていて、本来はあまり出ていないはずの足の関節がすごく出っ張っていました。
そのため、外反母趾の小指バージョンである
小指の付け根が出っ張ってくる内反小趾
（ないはんしょうし）になりつつありました。
バスケってサイドステップというのでしょうかねえ、
右へ左へ頻繁に体重を移動させます。
その時に片足の外側に体重がかかってしまうのですね。
それで身体を支えるから足が内反方向に力が入ってしまいます。
こうして、土台である足元のバランスが崩れると、
足首→ふくらはぎ→ひざ→股関節→腰・・・と、
だんだん上の方のバランスも崩れてきます。
そんな状態でスポーツを続けたら身体を壊す一方です
ということで、外反母趾、内反小趾用のテーピングを
片足だけ試してもらいました。
※バスケ少年の名誉にかけて、これもご本人の足ではなく
帰宅後にうちの息子にテーピングした画像です＾＾；
写真のように親指と小指を拡げるようにテーピングすることで、他の三本の指がちゃんと地面を踏みしめるようになります。
足の外側に偏っていた体重のバランスがこれで整うようになります。
早速それで踏み込んだりジャンプしたりしてみて、
「テーピングした方が安定する、踏み込みやすい」と
彼は言ってくれました。
ただテーピングは靴下を脱いだり履いたりするたびに
テープがめくれてきやすい弱点があるので、
同じ効果のあるサポーターをお勧めしました。
（同様の効果のあるサポーターはスギ薬局などでも売っています＾＾）
足元から全身のバランスを整えつつ、スポーツも続けて頑張って欲しいですね＾－＾
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