ミステリー初心者の事件簿 -2ページ目

殺しの双曲線

正直に言うと、あまり期待していなかったこの作品。
西村京太郎御大はあの妖怪みたいな風貌も
読みやすいトラベルミステリーと言う名の大衆小説も
とてもとても好きなのですが(決して皮肉でなく)



御大に名作など書けるはずが無い!!



とか思ってごめんなさい。ごめんなさいごめんなさい。



ノックスの十戒のもと、冒頭に
「犯人は双子であり、その事実がメイントリック」と謳い
古典の名作であるクリスティの「そして誰もいなくなった」をモチーフに
クローズドサークルを見事に完成させるとは・・・
さっすが御大!だてに句読点使ってないね☆(決して皮肉でなく)

この「犯人は双子」宣言があり、のっけから狡い双子が登場するわけですが
こやつらがそのまま真犯人!!だったらお話にならないので
私の短年の経験によるとおそらく「捨て駒」に違いない。
とすると考えられるのはこいつらが更に利用されて殺人にまで手を染めるか
もう一組、双子が登場するか。なんだけどもねー。
いやー、もうね西村京太郎△の一言に尽きる!

この事件が「無差別殺人」で片付けば
もしかすると迷宮入りだったのかもしれないネ。
だけど、無関係に見える被害者たちに思わぬ繋がりがあったことがわかり
そこから芋づる式に謎が解け、犯人が逮捕されたーめでたしめでたし。
こういうのってミッシングリンクっていうんですって。

余談ですが、わたし本当に西村京太郎好きなんですよ。
ゲーム2作品とも持ってるし。
地元の鉄道博物館に京太郎先生が来たの知ってはしゃいだし。
十津川警部は渡瀬恒彦しか認めないくらい見てるし
句読点が多いのもご愛嬌だとわかってるし。


あ、この本すごく面白かったです。本当です。

獄門島

今頃にしてようやく金田一耕介にたどりついたよ(・∀・)
実は金田一、故意的に避けていたのです。
なぜって・・・?そりゃードラマが面白くなかったから・・・ヽ(`Д´)ノ
稲垣ゴローのやつですよ。あれは悪魔の手毬歌だっただろうか。

でも、推理小説といえば金田一!!(少年じゃないほうの)だし
やっぱり一回は読んどかないとなぁ。
もし途中で挫折したとしても図書館で借りた本だし(最低)
身銭切るわけでもないしいいかぁってな軽~い気持ちで読んでみた!!




結果



稲垣ゴロー…逝ってヨシ。←スマヲタのかたごめんなさい。



いやぁ、面白かったよ~。死体の描写が奇抜でイイネ!!
というか金田一がねらーみたいな風貌だと初めて知った。
もじゃアタマでチューリップハットかぶってて小汚いことは知ってたけど
実は端正な顔立ちなんかと思ってた(^▽^;)
改めて、稲垣ゴローいってy(ry

しかし、和尚さん怪しさ満点ワロエナイ。なにこの容疑者すめる。
こばやしさちこをほうふつとさせるラスボスの風格。
和尚さんのオーラに圧倒されて、まさかこの怪奇殺人が
それぞれ別の犯人による「不連続殺人事件」だとは・・・正直拍子抜けしたorz

だが驚くべきはラスボスだと信じて疑わなかった和尚さんの背後に
さらなる強大な影が潜んでいたことである!!・・・ナンチャッテ(●´ω`●)ゞ
わかりやすく言うとハーゴン倒したあとのシドーのような感じよね。

犠牲になった三人の娘は言ってみりゃーとばっちりで殺されたわけだけど
彼女たちが笑えない類のバカだからなのか、まったく同情できやせんヽ(`Д´)ノ
精神を病んでいたって父親は父親だろうに。心無い人形のようだわさ。
それに引き換え、早苗タンの天使のようなふるまい(*´Д`)ハアハア
金田一が惚れるのも無理ないなー。
最後のプロポーズもどきは唐突すぎだけどね。せめてフラグ立ててからに・・・。

「キチガイじゃがしかたない」という和尚さんのつぶやき
それと前後して妙に印象深く記述される屏風に書かれた俳句のくだり。
「さあ、犯人あててみろや」と言わんばかりに読者の前に提出されるキーワードの数々。
う~ん、横溝先生は漢だのう。

予告殺人

図書館楽しい~(´▽`)なんであんなにいっぱい本があるの?
こんなふうに本に囲まれて生活したいにょん♪
でもちょっとホコリくさいかも。

毎回3冊ずつ借りてるんだけど
そのうちの1冊は海外ミステリにしてます( ´艸`)
別に深い意味は無いけどなんとなく自分ルール?みたいな?


この前はオリエント号もABCも貸出中っぽかったので
タイトルにつられて「予告殺人」を借りてきました(・∀・)
本当は,オルツィの隅の老人シリーズを読んでみたいんだけど
F県K市の図書館には置いてないようなのです(´・ω・`)ショボーン


さてさてこの「予告殺人」なのですが
稀代のおばあちゃん探偵,ジェーン・マープルシリーズの長編4作目。
私,マープルさんって安楽椅子探偵だと思い込んでたのですが
実際は,自分の好奇心や探究心を満たすためにはどこへでも飛んでいくような
アグレッシブなおばあちゃんですた(;´ω`)

チッピング・グレボーンという小さな田舎の村の地元紙に
「殺人お知らせ申し上げます」という奇妙な広告が載ったことから事件は起こります。
のどかで平和…だけど慢性的な退屈を抱えた村の住民たちは
この刺激的wな怪文書に思いのほか食いつきますwww
この怪文書により勝手に殺人(が起こるであろう)現場にされた
リトル・パドックスはそんな訪問客で大賑わい。
館の女主人、レティシア・ブラックロック夫人も呆れ顔。


そして、問題の午後7時…。予期せぬ停電とともに3発の銃声が…!!








みてみてこの臨場感あふれるあらすじ!!
ヽ(;´Д`)ノ冗談はさておき、
狙われたのは女主人でなく強盗の方だとは思っていました。
といっても、「狙われたのに殺されなかった人は高確率で犯人」という
私の思い込みによる推測なわけですが(;´▽`A``
今回はたまたま当てはまっていたね(^ε^)♪

姉妹の入れ替わりというのも読み進めるうちに
ようやくなんとなーーーーーくわかったんだけど
太ったオバチャンが時々名前を間違えてたのって
意味あったんだー。みたいなね。
レティとロティだっけ。
イギリスではどっちもレティシアのあだ名なんだーとかね。
なんか自分憐れwww

まぁ私はそんな頭の悪い理由で見抜けなかった姉妹の替え玉だが
太ったオバチャンがちょっとアレなお方なんで騙された方も多い…
わけないかぁ~┐( ̄ヘ ̄)┌
意味あるって思うよね。なんか香ばしいもんwww
レティさんには終始善人でいてほしかった私的には納得のラストですたよ。


とはいえ、ロティさんの気持ちもだめだめ人間の私にはよくわかるよ。
病気のせいで奪われた大切な時間を取り戻そうとしたんだおね。
もちろん、そんな歪んだ行いは永い時間続かなかったけども
世の中には同じ境遇の人もたくさんいるんだろうなぁ。
なんだか切なくなったよ。久しぶりに犯人に同情したかもしらん。