2024/4/8
早くも、花芽が
暑い週末になった。先週まで雨が続いていたのに、この土日の日中は、24度を超えていて、春というより夏に近い。「焚き火が出来るのは、4月の15日までだよ。」動物愛好家の兄ちゃんが、一昨日、そう教えてくれたから、フィレンツェに戻る日の日曜日に、出来る限りの枯れ枝を燃やした。てっきり5月の中頃までだと思っていたんだけれど、イタリアの法律は、ちょくちょく変わる。4月の15日って言ったら、来週ではないか…と思ったら、今日できることは今日しておかないと大変。剪定もしたし、ハンターが敷地内に入らないよう、柵を取り付けた時の垣根を切り落としたから、燃やさなくてはならない木々がたくさんある。上手く火がつけられるかなぁ…と思いながら、Youtubeで見たものを見よう見まねでやっては見たけれど、上手くいかなかった。簡単なようで、案外、難しい。葉っぱの方が火がつきやすく、広がりやすいから、重なって放置されていた木々の真ん中に、火種を置いてつけてみることにした。上手くいかないように思えた焚き火は、ぼうぼうと燃え始め、逆にちょっと怖くなった。心配になるくらい火がついた。しばらく様子を見ていたら、枯れ木が置かれている部分だけが綺麗に燃えて、あとは自然に火が消えていって、ようやく安心した。山火事を想像する。よっぽど乾いた状況でないと、あんなふうには燃えないんだと思ったけれど、それも木の種類によるのだと、ご近所さんが教えてくれた。まだまだ、燃やさなければならない木はあるのだけれど、それはまた来週。こうして、少しずつ、いろんなことを覚えていく。
最後までお付き合い、どうもありがとうございます。