2024/2/19
剪定の日々は続く。
午前中も10時を過ぎると、既に外は、暖かい。オリーブ畑にいるうちに、少しでも剪定をしようと、大きな剪定鋏とノコギリをもって、少しずつ切っていく。どのみち、手の届く範囲でしか出来ないし、とにかく、根本から生えてきている枝は切り落とさなくてはいけないから、マイペースに作業をしていく。一本やっては、またその向こう側の一本へ。段々、オリーブ畑の向こう側のお隣さんに近づいていった。日曜日とあって、元気いっぱいの少年がいて、わあとかぎゃあとか聞こえてくるけれど、普段、あまり接点がないから、激しいBGMだと思いつつ、作業していた。「シニョーラぁ、シニョーラぁ。」少年が叫んでいるのが、私に向かってだとは思わず、しばらくの間、無視し続けていると、少年のお母さんが声をかけてきた。「何かお手伝いしましょうか?」片手にノコギリ、汗まみれで、乱れ切った髪を振り乱しながら、ああ、私に言っていたのかと気がついたのだけれど、きっと向こう側からしてみると、怪しい中国人に思われたに違いない。「あ、あのぅ、天気が良いので、剪定してます。」なんか、ちょっと安心したみたいな気がしたのは気のせいか。お手伝い…か。物も言いようである。きっと、半信半疑な気持ちで、咄嗟に出たのがその言葉だったのだろう。田舎の人の優しさを思いつつ、4時間ほどで作業を終え、クタクタになって家に戻るのであった。ああ、やっぱり、田舎に暮らしたい。
「リラックスして眠る方法は?」
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体をめいいっぱい動かす。
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