「どうして、そんなに頑張るんだろうね。」
そんなふうにイタリア人が話していたのを
聞いた日本人である友人、
なんでそんなことを言うのだろう…と思ったのだそうだ。
思うに、
「一生懸命働く」という感覚が
イタリア人には少ない気がする。
あ、働く人は、
こちらがビックリするほどの
働きぶりなのだけど、
本当に少数で、
その他大勢というのがもう、
こんな感じです。
もう随分前のことになるけれど、
あるイタリア人の、なかなか進んでいかない仕事ぶりに
思わず
「あの、、、仕事、好きですか?」と
聞いた事がある。
自分でも、
なんで聞いちゃったのかな…と思ったけれど、
あまりにも、チンタラしてたので。
そしたら、言われた。
「仕事に好きも嫌いもないでしょ!?」と。
そうです、そうです、
そうでした。
そもそもが、
好きなことを仕事に出来る機会のないイタリア。
なんなら、
どんなに頑張って優秀な成績収めても
その職に就けるとは限らないイタリア。
好きを仕事に…は、
なんとも贅沢な話なのだと
イタリアに居ると、思う。
それでも、
ニホンジンは、頑張るんだなぁ。