久しぶりのチェントロは… | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



芽が出た。


食した生のペペロンチーノの

種を蒔いたら、

ニョキっと芽が出てきた。

ツヤツヤの生まれたては

綺麗な黄緑色をしている。

毎日の楽しみがまた一つ、増えた。



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「何ヶ月ぶりだっけ???」


久しぶりに、チェントロ(中心街)に住んでいる

友人宅を訪れた。

こんなことでもなければ、

チェントロに行く事もない。


その日はよく晴れた日で、

外を歩くのは、気持ちが良かった。


チェントロまでの道のりには、

いろんなレストランがあって、

頑張って開けているところは、

可能な限りのテーブルと椅子を道端に出し、

それがまた、

街の彩りのひとつと化していて

見ていても気持ちがいい。

少しずつ、

フィレンツェの街も活気づいてきているようで、

人もちょっと増えてきているみたいだった。


人がいるところには

また

いろんな輩もやってくる。


アフリカ系移民は、

フィレンツェの街の其処此処にいて、

「どうか小銭を恵んでください。」

と尋ねられたと思えば、

今度はミサンガを片手に、

「チャオ!」と声をかけてくる者もいる。


観光客が居る、居ないに関わらず、

人の居るところに出てきている、この人たち。

正直、

あんまり関わりたくない相手である。


関わりたくないと言えば、

1本のペンを片手に

陽気に声をかけてくる輩もまた同じで

街の一角にテーブルを置き、

通りすがりの、

断らなさそうな相手を見つけては

声をかけている。


「チャ〜オ!」


ひとりの女性が

歩いていた私たちの前に

立ちはだかった。




⬇︎今日もありがとう!



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最後までお付き合い、どうもありがとうございます。