ナンセンスな話 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。





沈む夕陽。


晴れ間の中を
今日も、夕陽が沈んでいく。
まるで、何事も無かったように。



毎日、

感染者何人、死亡者何人、回復者何人って

上がってくる数字に

重い気分になったり、

少し人数がおさまれば、

ほんの少し安堵したり。


数字に一喜一憂している。


「イタリアは、崩壊している…」

なんてコメントを見聞きすれば、

「イタリアの現状は違うのです!」って

そんな思いを語ってみたり。


でも、


多いとか

少ないとか、


それで、


あの国はどうだ…とか

この国はこうだ…とか、


そんな会話の全てが

ナンセンスだと思ってしまったのは、

感染してしまった人々の

メッセージ動画を見たからか。


多いから、もうダメって事でも、

少ないから、安全って事でもなく、


今もまだ、

世界中で感染した人々は、

治るべく闘っているし、

世界中の医者や看護婦が

出来うる限りの努力をしていて、

でもかなりの

ギリギリのラインで、

それが分かるから、

感染していない人たちも

大人しく、家に居るようにしている。


そこに、

優劣も何もなく、

ただただ、

この状況がおさまるのを

願うだけの私で、

マスコミの情報に関わる、

つまらないコメントのやり取りすら

ただただ、

不思議に思えてきて

それはやっぱり、

ナンセンスな話だと

思ってしまうのである。




⬇︎今日もありがとう!






最後までお付き合い、どうもありがとうございます。